【編集部に聞きました】お祝いのヒント

先日、トラベルズー編集部にある一通のメールが届きました。内容は、退職祝いの旅行を検討中のトラベルズーメンバーからのもの（お便りをありがとうございました！）。このメールをきっかけに、今回はトラベルズー編集部に「お祝い」にまつわる旅行情報や最新サービス情報がないか聞いてみました。

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■編集部に聞きました　お祝いのヒント

・“バースデーフライト”サービスはご存知ですか？誕生日当日に飛行機に搭乗をすると、CA（客室乗務員）の方がお祝いをしてくれるというサービスです。以前私もJALに搭乗した際、フライト中にCAの方に声をかけられてキャンディやメッセージカードをいただきました。全く予期していなかったので嬉しいサプライズに。ただこのバースデーフライトは、誕生日当日の搭乗、かつCAの方が誕生日に気がつかないと祝ってもらえないこともあるため、サプライズをしてもらいたい場合には同行者がこっそりCAへ伝えるのが賢明です。（Shihoko Akahira）

・過去に宿泊したなかで、実際に義両親を連れて結婚祝いの感謝を伝えたのが『箱根 翠松園』。全室スイート＆露天風呂付きなところもポイントですが、特筆すべきポイントは食事処。大正時代に三井財閥の別荘として造られた建物が利用されており、夕食に懐石料理を選択することで個室で庭園を眺めながらゆっくり食事を楽しめるので、お祝い事にはもってこい（個人的にはカウンターで味わう鉄板焼きもおすすめ。ただし席数が少ないので早めの予約が必要です）。朝食もまた絶品で、レトロな硝子窓から揺れながら差し込む朝日を浴び、素敵な滞在となります。ほかにも3,000坪の敷地に広がる庭を湯上りに散策したり、国内にわずか数店しかない「Spa by sisley」のトリートメントを受けられる（要別料金）など、“ここぞ”という時に泊まりたい宿泊施設のひとつです。（Keisuke Sato）
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・結局実現はできませんでしたが、祖母の退院・快気祝いに贈ろうと思っていたのが「温泉旅」。祖父と2人でゆっくりしてきてもらえればと、県下で“一番”の旅館に滞在できる1泊2食付きプランを考えていました。ここで注意したいのが、何をもって“一番”と判断するか。わたしとしてはTripAdvisorのエリアランキングや「じゃらんnet」「楽天トラベル」「一休.com」のクチコミ評価を見たり、自分が行って良かった宿のなかから「一番おすすめしたい宿」を選びたかったですが、祖母としては「テレビで見た○○ホテルが気になる」「△△温泉なら○○旅館が一番では」などこだわりがあり、お祝い旅行の宿選びは主役にとってどこが“一番良いか”を丁寧に聞き出すことが必要だな、と痛感しました。（Aki Sato）

・お祝い旅行のときこそ、平日の旅行を。せっかくのお祝いですから、土曜や休前日、年末年始含む大型連休など混み合う日は避けてのんびり滞在できる日を選ぶのがベター。繁忙期やピーク時間帯を割ければ、公共交通機関や飲食店、観光名所や宿泊施設にも比較的余裕があり、出先でトラブルに合う可能性を低減できます。でも、複数名が集まってのお祝い旅行となると予定の調整が難しいところ。混雑は承知のうえで、祝日しか一堂に会せない…ということも。そんな時は、収容人数に余裕がある大型のリゾートホテルや旅館、もしくは、1日数室限定の隠れ宿を選択するのがオススメです。特に受入れ室数の少ない宿は貸切気分で滞在できるため、予算に余裕があればぜひ小規模旅館をリサーチしてみてはいかがでしょうか。ただし、予約はお早めに…！（Aki Sato）

・「お祝い旅行」にぴったりな移動手段として、2人の年齢の合計が88歳以上の夫婦を対象にJR全線のグリーン車が定額乗り放題となる「フルムーン夫婦グリーンパス」を皆さんにおすすめしようと思ったのですが、調べてみたところ今年そのパスが販売終了したようなのです。夫と私は同い年で今年44歳。2年ほど前からこのパスを購入し旅行をすることを夢みていたというのに、ショック！　代わりになるものを探してみたところ、グリーンパスではなく、年会費がかかりますが、50歳以上から入会可能なJR東日本・JR北海道「大人の休日倶楽部」の会員だけが購入できる、JR東日本・北海道全線定額乗り放題「大人の休日倶楽部パス」という手もあるようです。我が家はひとまず、夫婦で50歳になるまで待つことにします。（Shino Tanaka）

・お祝いのプレゼント旅行。宿泊込みだと相手との予定の調整が難しいという方におすすめなのは、日帰りで楽しめるラグジュアリーホテルでのスパ体験。都内屈指の星付きホテルにはトリートメントが楽しめるスパが併設されているものが多くあります。スパではラグジュアリーホテルならではの高級感と清潔感溢れる空間で身体を癒してもらえるほか、プールやサウナ、ジャグジー利用、さらにゆったり寛げてフリードリンクなどもあるリラクゼーションラウンジの利用ができる施設も。私のおすすめは4.5星ホテル『ヒルトン東京お台場』にある「庵スパ TOKYO」。上記のようなサービスほか、レインボーブリッジと東京湾エリアがありなすウォーターフロントの絶景を眺めることができ、日帰りながらラグジュアリージャーニーが満喫できます。（Mami Kurobe）

■気になる全国旅行支援、県民割情報（9/28時点）

せっかくお祝い旅行に行くなら、お値打ちになる旅行割情報も抑えておきたいところ。9/28時点でチェックしておきたい旅行割は大きく分けて2つ。

ひとつは、各都道府県が実施中の「県民割」。最大で10/10まで延長が決定しており（東京都は10/31まで「もっとTokyo」実施）、該当の場合は旅行代金が割引されます。

もうひとつは、10/11から実施予定の「全国旅行支援（全国旅行割）」。12月下旬までの旅行をお値打ちに旅行できる可能性があります。実施予定や詳細は都道府県によって異なるため、実施可否を含めた最新情報のチェックをお忘れずに。

これ以外にも、自治体が実施する旅行キャンペーンや特定の旅行会社が自治体の助成を受けて販売する限定ツアー商品など様々ありますが、まずは自分の居住地および隣接・近接県が対象となり得る「県民割」と、これから全国的なスタートが見込まれる「全国旅行支援」の2つを抑えておきたいところ。トラベルズーでも、「県民割」および「全国旅行支援（全国旅行割）」について情報を更新中。新情報があれば随時、追記して参ります。

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投稿先：support_jp@travelzoo.com

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※記事内の「4.5星ホテル」などのホテルランクはホテル予約サイト「Expedia」を参照しています。