2022年12月 おさえておきたい最新“冬旅”Tips【編集部に聞きました】

11月に入りました。だんだんと肌寒くなり始め、温泉の露天風呂やあたたかい鍋などが恋しくなってくるころです。今年中の旅行を考えているトラベルズーメンバーに向け、12月におさえておきたい旅行情報をトラベルズー編集部スタッフに聞きました。12月だからこそ足を運びたい、“冬旅”にぴったりな情報が揃っています。

・12月といえばやはりイルミネーションでしょうか。大阪では恒例のイベントなのでご存じのトラベルズーメンバーも多いかもしれませんが、御堂筋で実施する「御堂筋イルミネーション」と中之島の「OSAKA光のルネサンス」を中心とした「大阪光の饗宴」というイベントが11/3から実施されます。大阪の観光地と言うと新世界や道頓堀周辺のイメージが強くなりがちですが、大阪のキタエリアに位置していながら豊かな水と緑に囲まれ、文化施設も多い中之島周辺はまた雰囲気が少し違います（僕は勝手に大阪のシテ島＜パリ＞だと思っています）。そんな中之島で開催される「OSAKA光のルネサンス」の開催は12/14～25の期間限定（一部は11/3～12/31）。同期間に大阪へ旅行予定の場合はぜひ立ち寄ってみてください。（Hideomi Kiyose）

・個人的な趣味からすると12月は中山大障害と有馬記念で盛り上がる月なのですが、話が長くなるのでいったん競馬はおいておき…。旅行関連で考えると、12月は杜の都・仙台で行われる「SENDAI光のページェント」の開催月でもあります。例年12月中旬から大晦日まで、定禅寺通のケヤキ約100本が灯りで彩られるイルミネーションイベントで、今年の開催で37回目。詳細は11/2時点でまだ公開されておらず、11月上旬の更新を楽しみに待ちたいと思います。東北・北関東旅行の際はぜひ一度“マチ（仙台市民が仙台の市街地を指す言葉）”に立ち寄ってみませんか。

・個人的に最も注目しているのは、富山湾のブリの漁獲量。今週配信の富山ツアーの記事内にも書きましたが、昨年は不漁により、名物のブリしゃぶを食べることが叶わず…。例年11月頃には“ひみ寒ぶり宣言”が発表されているものの、昨年度はなんと2022年1月からと非常に遅くなっていました（年越しの発表はなんと6年ぶり！ブリだけに）。氷見の寒ブリは首都圏のスーパーで売られているブリとは別物とも言えるほど、美味しい冬のグルメ。今年は果たしていつになるのか！要チェックや！（Keisuke Sato）

・12月といえばクリスマス。12/25の早朝、ベツレヘムの馬小屋で生まれたとされるのがイエス・キリストですが、その生まれた場所との言い伝えがある地が、パレスチナ初の世界遺産となった「イエス生誕の地 : ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路」です。今週の「Top 20」にて「聖誕教会」などエルサレムの観光と、インディ・ジョーンズの映画でおなじみのペトラ遺跡、そのほか死海、ドバイなどを訪ねるツアーを担当しました。個人ではこれほど効率よく巡ることは不可能、と断言できるほど充実の観光が含まれた旅。クリスマスって何の日だっけ？と思った人はぜひ、このツアーを見てみてください。（Shihoko Akahira）
・便利の世の中になり、何でもスマホひとつでやりとりができる…。そんな時代に、1年後の自分に向けて手紙を書いてみるのはいかがでしょうか。六本木ヒルズでは例年、11月中旬から「wish a wish」というイベントを開催しています。12月25日クリスマス当日までに手紙を書いて、六本木ヒルズ内にある専用のポストに投函すると1年後のクリスマスにクリスマスカードが届くんです！1年後に叶えたい願いを書いて、1年後に“答え合わせ”をしてみるのはいかがでしょうか。今年の開催期間は10/31時点では公開されておらず、詳細の発表が待ち遠しいところ。これまで通りの実施であれば無料で参加できるので、都内近郊にお住まいの方はぜひ立ち寄ってみてください。（Youichi Taguchi）

・京都祇園祭、飛騨高山祭とともに「日本三大曳山祭」のひとつに数えられ、冬の夜を彩る祭りといえば「秩父夜祭」。12月に行われる秩父神社例大祭で、例年宵宮は12/2、大祭は12/3に開催されます。今年の開催可否や開催規模は11/1時点で未定。段階的に判断される予定とのことから、今後の発表は要チェックです。池袋駅から西武秩父駅までは池袋から特急を利用し約80分。2017年には駅隣接の「西武秩父駅前温泉 祭の湯」が開業したほか、わらじカツ、豚みそ丼、そば、ぼたん鍋、みそポテト、しゃくし菜漬けなどなどグルメにも事欠かないエリアで、日帰り旅行にもおすすめです。（Aki Sato）

・3年ぶりの開催となる東京都心の冬花火「お台場レインボー花火 2022」。12/3、10、17、24の土曜19時から約5分間、各回約1,300発の花火がお台場海浜公園の自由の女神像沖合で打ち上げられます。ショッピング終わりに足を止め、さくっと観られるコンパクトな時間も◎。冬の澄んだ空に舞い上がる大輪の花火とお台場のイルミネーションとのコラボをぜひ楽しんでみてください。（Shino Tanaka）

・クリスマスまでの日にちをカウントダウンする、ドイツ発祥のカレンダーといえば「アドベントカレンダー」。今年も趣向を凝らしたデザインのものが多数発表されており、人気ブランドのものはすでに完売していることも…！12/1ぴったりに小窓をめくり始めるなら、遅くとも今月内には入手しておきたいところ。2022年冬のアドベントカレンダーコレクションを紹介しましたので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。（Aki Sato）

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