編集部が選ぶ「春に行きたい」旅行先&ホテル旅館

2023/02/05

トラベルズー編集部スタッフが「旅」に関する質問に全力で回答する「編集部に聞きました」シリーズ。いよいよ全国旅行支援の実施も終盤を迎え、春になれば桜の季節。次の旅行先の参考に、春に行きたい旅行先や春にこそ泊まりたいホテル旅館情報を集めました。


・首都圏を出発地点に日帰りでお花見へ出かけるなら、国立市にある「大学通り」を推薦します。国立駅から谷保駅方面へまっすぐに伸びる約2kmの通りに約200本の桜が立ち並び、例年3月下旬から4月上旬の見頃には市外からの観光客も訪れる桜の名所です。食事は現地で採りたいところですが、お花見シーズンの飲食店は特別メニューのみの提供だったり、予約が必要だったりと制限がある場合もあるため、気になるお店があれば事前の要チェックを。大学通りの街灯はパリのシャンゼリゼ通りにも使われているレンツ社製のもので(一部にはレプリカもあるとか)、桜も海外旅行気分も味わっていただきたいところ…!フランス繋がりで言えば、「大学通り」沿いにあるフランス料理店「セゾニエ」はシンプルにランチ・ディナーともに1コースのみの提供で、Google マップのクチコミ評価が4.6(2/2時点)と好評。1名でも利用できますが、人気店のため予約はお早めに。(Aki Sato)(1)

桐朋学園東交差点より南に進んだ先の歩道橋は撮影に人気のスポット。撮影当時はまだ旧国立駅舎が復元中でした(2019年4月撮影)。ちなみに、国立駅は2020年に赤い三角屋根で知られる「旧国立駅舎」が復元され、今ではちょっと一休みできる憩いの場やイベント会場として利用されています

・先日『ホテル椿山荘東京』ル・ジャルダンでのイブニングハイティーを体験し、すっかりハイティーの虜になっている今日この頃。また行ってみたいと同ホテルのWebサイトをチェックしてみたところ、期間限定で「雲の中の夜桜イブニングハイティー」のイベントが開催されるそうです。夜桜と雲海ミストが愉しめるオープン・エアのもと、シャンパン含むドリンクフリーフロー込みのハイティーとなれば、非日常感があること間違いなし。せひ行ってみたいです。(Shino Tanaka)

・「花見風呂」を叶えてみませんか。『秩父温泉 ゆの宿 和どう』の檜風呂「檜扇」には「秩父七湯」の和銅鉱泉を引く開放的な露天風呂があり、春には桜を愛でながら温泉を愉しめるのがポイント。過去、4月上旬に訪れた際、薄い桃色の花びらが揺れる様子に癒されたのを覚えています。電車利用の場合、西武秩父駅→御花畑駅→和銅黒谷駅へ、もしくは熊谷駅→和銅黒谷駅への乗り継ぎが必要ですが、宿の近隣には“銭神様”と呼ばれる「聖神社 和銅遺跡」があり参拝と合わせた周辺散策も可能。日帰り入浴はフェイスタオル付きで1,000円とお値打ちです。(Aki Sato)(2)

・先週末に『メズム東京、オートグラフ コレクション』に宿泊してきました。今回は別の客室に宿泊したものの、このホテルの特徴は「旧芝離宮恩賜庭園」側の客室に「バルコニー」が付いていること。アメニティとして備わるドリップ式の猿田彦コーヒーや自身でたてる抹茶とともにバルコニーでのひと時をすごせるので、3月下旬~4月にかけて桜が咲く時期にもう一度泊まりたいホテル候補のひとつ。春の陽気に包まれる客室のバルコニーから「旧芝離宮恩賜庭園」を眺め、宿泊翌日には歩いて庭園へ向かい散歩をするだけで、春の東京を満喫できること間違いなし。画像は本来の朝食会場が混雑しており入場できなかったため、ホテルのはからいで眺めの良いバー&ラウンジ「Whisk」に席を用意していただき、撮影したもの。運が良ければ桜の時期も「Whisk」で朝食を食べられるかも?(Keisuke Sato)

『メズム東京、オートグラフ コレクション』 バー&ラウンジ「Whisk」での朝食(Keisuke Sato撮影)

・少し気が早いですが、春のさわやかな風が吹き始めると鯉のぼりの季節。私のおすすめは、約3,500匹が吊るされ日本一の規模を誇る「鯉のぼり祭り」として有名な熊本県の「杖立温泉鯉のぼり祭りです。昨年生で見ましたが、レトロな温泉街と色鮮やかな鯉のぼりのコントラストは最高でInstagramでとても話題になっています。今年も例年同様、開催期間は4/1〜5/6と約1か月強あるので、温泉のついでに日本一の鯉のぼりを眺めて春を感じてみませんか?(Yoichi Taguchi)

・春といえば桜。満開に咲き誇る桜を見るために、いつか「弘前さくらまつり」に行きたいと思っています。満開の桜、花びらが作り出す桜の絨毯、夜のライトアップなど、様々な景色を楽しむことができ、画面越しからも「まさに圧巻」と感じます。今年のさくらまつりは4/21~5/5に開催されるようです。ゴールデンウィークの旅行先の候補にぜひ入れてみては!(Maki Iseda)

・いつか生で見てみたいのがイングランド・コッツウォルズのグロスター近く、クーパーズヒルで、毎年春の休日に開催されているチーズ転がし祭り。日本のテレビ番組内で紹介されたこともあり、ご存じのトラベルズーメンバーも多いかと思います。とんでもない急斜面をチーズと共にただ転げ落ちるというクレイジーなお祭りです。優勝者してもチーズしか貰えずリスクに見合っていない気もしますが、1位になる名誉のため毎年世界中からの参加者が絶えないそうですよ。ちなみに、コッツウォルズでは、ボートン・オン・ザ・ウォーターとバイブリーが好きです。(Hideomi Kiyose)

・山梨の北杜市、実相寺の境内にある、樹齢2000年越えの山高神代桜を数年前に訪ねました。日本三大桜のひとつに数えられているだけあり、普段見ている桜とは別格の巨木で、左右に広がる幹に桜の花をつけた様子は圧巻。境内にはほかにもソメイヨシノが咲いたり、水仙の花が咲いたりと花の競演が見られます。見ごろは例年4月上旬~中旬。周辺は細い道が多いので、駐車場はあるものの、週末は駐車場待ちで渋滞をするので要注意です。せっかくそこまで行くのであれば、八ヶ岳や石和温泉での1泊もおすすめ。(Shihoko Akahira)

山高神代桜(じんだいざくら)は福島県の三春滝桜・ 岐阜県の淡墨桜と並ぶ日本三大桜のひとつ(Shihoko Akahira撮影)

・添乗員時代に各地の桜の名所を見に行き、どこも素晴らしいな~!と思ったなか、実はお気に入りはプライベートで訪れた埼玉・大宮公園の桜。有名な氷川神社の近くにあり、公園内には約1,000本の桜が咲き誇ります。屋台もたくさん並んでいるので、一面の桜を眺めながらステーキ串や焼きそばなどを頬張る至福のひと時が楽しめます。公園内には無料の動物園もあり、カピバラやフラミンゴ、ツキノワグマなど様々な動物を見ることができるため、子供連れで行くお花見スポットとしてもおすすめです!(Mami Kurobe)
※桜の見頃予想は3月下旬~4月上旬。2023年の大宮公園の桜まつりは開催未定です。屋台の出店有無や開催可否は最新情報を確認してください

大宮公園の桜(Mami Kurobe撮影) ※写真は2019年当時。2023年の催行状況は最新情報を確認してください

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投稿先:support_jp@travelzoo.com

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