旅のプロが選んだ「旅のお土産」大集合…英5つ星ホテルの気遣い、アルベロベッロでmust buy、“証明手形”他
トラベルズー編集部スタッフが「旅」に関する質問に全力で回答する「編集部に聞きました」シリーズ。今回は「今でも家にある旅行先のお土産と旅の思い出話」を取り上げます。国内外を飛び回る旅好きが集まるトラベルズー編集部スタッフは現地で一体どんな品を選んでいるのか、大公開!
・自分用のお土産は滅多に購入せず、現地では食事にばかり予算を割り当てている私。その中で購入したものを改めて見直すと、和小物が多いことに気づきました。例えば、京都・下京区にある「京都デニム」で購入した小銭入れ。着物の染色に使用する伝統的な技を用いて製作したオリジナルデニム製品を扱っているお店で、私の好きな競馬のジョッキーも足を運んだと聞き現地へ行きました。大分を旅行した際は伝統の竹細工を、日光では漆塗りの茶碗を購入しています。購入したものではありませんが、今でも大事にしているのは広島へひとり旅をした際、新幹線の席で隣り合わせたマダムに折っていただいた折り紙の小物入れ。8年ほど前になりますが、今でもデスクに置いて目薬やクリップ、ハンドクリームを入れて活用しています。お土産と思い出はセットで、見ると当時の思い出が蘇りますね。(Aki Sato)
・真っ先に思い浮かんだのは、岩手・盛岡のわんこそばで有名な「東屋」の「わんこそば証明手形」。100杯以上で無料でもらえることができ、1回目は120杯、2回目は127杯を記録し、今も大事に自宅に飾っています。うろ覚えですが、店員さんによるとわんこそば10杯で大体そば1人前程度ということだったので、約12人前食べたことに…。数年前の記録なので、アラフォーとなった現在では100杯を超えることができるのかわかりませんが、今度盛岡へ行く際は記録越えにチャレンジしてみようと考えています。「東屋」のわんこそばは、そばだけでなくマグロの刺身やなめこおろし、とりそぼろなどなど、様々な薬味が用意されており、飽きずに食べられるのがポイント。そば自体も大変美味しく、是非チャレンジしてみてください。※公式Webサイトを覗いたところ、現在の男性1位は500杯、女性1位は570杯とのこと…。(Keisuke Sato)
・お土産というと、観光地では食べ物を買うことが多く、あまり手元に残ることがないのですが、旅行先でいただいたものは自宅にいくつか残ってあります。そのうちの一つが傘。前職の出張の際、夏のロンドンということで雨は降らないだろうと油断し、折りたたみ傘すら持たずに出かけたところ、帰国日が大雨となってしまいました。空港への最寄り駅まで濡れて行こうか、とホテルを出ようとしたところ「どうぞ傘をお持ちください」とベルマンが立派な傘を私にくれました。「いやいや、もう日本に帰国するから傘は返せないし、駅に行くだけだから大丈夫です、ありがとう。」と断ると、「ロンドンの思い出に持ち帰ってください。」とウインク。紳士的な対応にドキドキしてしまいました。頂いたのはビニール傘などではなく、きちんとした布張りの傘でホテル名がおしゃれに書かれ、しかも2人は余裕で入るとても大きなサイズ。おかげで、空港まで無事に濡れずに行くことができました。そして日本でも風が強い雨の日にはこの傘を選んで使うほど丈夫で、10年近く経った今も重宝しています。5つ星ホテルだからこその心遣いだったのか、ベルマンの個人的な心配りだったのか、ロンドンの思い出とともに持ち帰ることができて、とても素敵な経験でした。(Shihoko Akahira)
・旅の思い出と聞いて思い浮かんだのは約10年前に渋谷⇔桜島間(本土最南端)を友人と2人でヒッチハイクで往復した時に乗せてくださった方々に書いて頂いた「寄せ書き」です。大雨の中数時間車を探すことや公園で野宿をしたりサービスエリアで爆睡したりと体力的にきつい時も多々。そんな中一番の楽しみは全国各地のご当地グルメと新たな出会い。サービスエリアでご馳走になったり、当初の目的地を超えて拾ってもらいやすいエリアまで送って頂いたりと人の温かさに沢山触れる事ができた貴重な思い出です。写真は寄せ書きの一部となりますが、往復で約30台乗せて頂きあまりに素敵な経験だったので、次の年は渋谷⇔宗谷岬(本土最北端)を往復と、思わず“おかわり”してしまいました。(Yoichi Taguchi)
・自分用のお土産としてハワイで買った某ブランドのハンドバッグには思い出があります。当時は円高で、大学の卒業旅行ということもあり「卒業&社会人になる記念にブランドバッグを買おう!」と意気込んでいたところ、件のバッグに一目惚れ。予算オーバーでしたが、諦めきれなくてカードで購入しました。が、問題はそう帰国後。卒業前に遊び呆けていた学生に支払いは厳しく、リボ払いに手を出してしまい…毎月の支払いで地獄を見ました。お金の面では痛い思い出ですが、バッグは今でもお気に入りですし、家族にこの話をしたら姉達も同じ経験をしており話が非常に盛り上がった後日談が良い思い出です(もちろん親には呆れられました)。(Ai Yasuda)
・観光地などでよくある、無料で記念写真を撮ってもらって有料で購入するサービス。観光地がバックに写った合成感たっぷりのアナログ写真を、旅のお土産としてほぼ100%買っています。家で飾ったりするわけではないのですが、片付けなどの際に見返し、楽しかった旅の思い出がフラッシュバックするその感覚がとても好きです。なかでも私のお気に入りは、キッザニアソウルで当時4歳の息子が言葉もわからない中で消防士のミッションを乗り切り、消防士姿の清々しい表情を撮ってもらった記念写真です。(Shino Tanaka)
--海外通のベスト3
旅先、特に海外旅行では、その時の旅が思い出せるようなお土産品(主に雑貨や置き物)を買ってきては家に飾っています。誰にも頼まれていませんが、勝手にお気に入りのベスト3を紹介します!※以下、写真3枚は「Kiyose's Collection」より!
第3位
イギリス・ロンドのシャーロックホームズ博物館に併設されているショップで購入したジッポライターです。ただ、タバコは吸いません。
第2位
ドイツ・ローテンブルグにある「ケーテウォルハルト本店」で購入したお香人形(煙出し人形)です。人形の中に焚いたお香を置くと小さな穴から香りとともに煙が出てきます。可愛いです。
第1位
イタリア アルベロベッロで購入したトゥルッリの置物。実際にトゥルッリに使われている石で作っていると言われて購入しました。アルベロベッロ自体が好きな町ということも相まって、一番のお気に入りです。
旅行中の買い物は、金銭感覚を麻痺させ、我を忘れてしまいがちなので、帰国後クレジットカードの明細を見て青ざめることもしばしばですが、旅行先で巡りあったお土産たちはその旅行の楽しい思い出になりますよね。メンバーのみなさんのお気に入りのお土産も教えてください!(Hideomi Kiyose)
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