2024年新規開業・リニューアルホテル
トラベルズー編集部がピックアップした、2024年に新しく開業するホテル・旅館、リニューアルを迎える宿泊施設情報を紹介。
【最終更新】2023/11/29 21:19
※情報は2023年時点で公開されている内容を参照しています。開業時期は状況により変更となる場合があります。
■2024年内の開業を予定している宿泊施設
・2024/1/13開業決定『Cuvée J2 Hôtel Osaka by 温故知新(Cuvee J2)』
大阪市中央区南船場2丁目6-5(仮)
https://www.cuveej2.com
「シャンパーニュを五感で楽しむこと」をコンセプトとし、11室ある客室すべてを11の名門シャンパーニュ・メゾン(生産者)とともに造り上げるホテル。2階には鮨とシャンパーニュが相互に旨味を引き立て合う、マリアージュを味わえるレストラン「AWA SUSHI」が併設される予定。カウンター10席のみ完全予約制。宿泊者以外も利用可能です。客室を造り上げる11メゾンは、ジェームス・ボンドが愛したシャンパーニュとしても有名な「ボランジェ」、シェフ・ド・カーヴ(醸造責任者)が「レア」らしいシャンパーニュになると判断した年にのみ限定数で生み出される「レア・シャンパーニュ」など。世界初のオフィシャル・シャンパン・ホテルとして2023年秋の開業予定が延期されていたところ、2024/1/13の開業が発表されています。
・2024/1/16開業『SAPPORO STREAM HOTEL』
北海道札幌市中央区南4条西4丁目1番1
https://www.streamhotel.co.jp/
日本屈指の繁華街・すすきのの中心に誕生する複合商業施設「COCONO SUSUKINO(ココノ ススキノ)」の上層階に立地する、「STREAM HOTEL」ブランドの第1号店。客室タイプはスーペリア、スーペリアプラス、プレミアムの3カテゴリーで、全436室。同ホテルブランドとしては、同じく2024年1月に『渋谷ストリームエクセルホテル東急』をリブランドし、『SHIBUYA STREAM HOTEL』に名称を変更することも発表されています。
・2024/2/2開業『仙石原古今』
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1245-280
https://www.sengokubara-cocon.jp
古民家を再生したオールスイートのラグジュアリー宿『鎌倉古今』の2号店にあたり、自然に囲まれたわずか5室のオールスイート。全室に温泉、プライベートサウナ、水風呂が付き、主な客室タイプは「フォレストビュースイート」「テラススイート」「ラグジュアリースイート」の3種類。レストランでは、「走り、旬、名残り」の食材を、「薪焼き」をはじめとする様々な技法で調理したオリジナルスタイルのモダンフレンチが提供される予定。
・2024/2/20開業予定『ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋』
愛知県名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル内
https://www.royalparkhotels.co.jp/ic/nagoya/
2023/8/1に予約受付開始。通称は“アイコニック名古屋”。名古屋・栄のシンボル的存在であり、再開発を経て再び街のランドマークとして生まれ変わる予定の「中日ビル」のグランドオープンに先行して開業予定。名古屋市営地下鉄「栄」駅に直結し、栄の地下街からのアクセスもスムーズ。東京・銀座に本店を構える「銀座おのでら」ブランドのレストランも出店予定です。客室は246室。ティザーサイトの公開も控えています。
・2024/2/26開業決定『ハイアット ハウス 東京 渋谷』
東京都渋谷区桜丘町3-3
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-house-tokyo-shibuya/tyoxs
「暮らすように滞在する」、ハイアットのホテルブランド「ハイアット ハウス」としては初の東京進出。10/18に予約受付を開始しました。渋谷駅に隣接する「SHIBUYA SAKURA STAGE(渋谷サクラステージ)」内に位置し、客室はスイート18室を含む全126室。施設のメインダイニングとして、モダンジャパニーズフレンチ「MOSS CROSS TOKYO」の出店も予定されています。
・2024/3/15開業予定『& Here TOKYO UENO』
東京都台東区上野2丁目11-18
https://andherehotels.jp/
日鉄興和不動産とNSKREホスピタリティが送り出す、レジデンシャルホテル「& Here(アンドヒア)」の第1号ホテル。都心にありながら、客室の7割がファミリータイプとなっており、長期宿泊のための各種設備、ミニキッチン、冷蔵庫、電子レンジ、ダイニングテーブルを備え、ベッド以外でくつろげる場所としてソファースペースや和室などの空間もあるのが特徴。1階ロビー階には、ホテルラウンジとカフェスペースに加え、個室ブースのシェアオフィスも設置される予定。最上階の14階には、不忍池を望む露天風呂付き大浴場もあり。
・春予定『MAISON SHIRO』
北海道夕張郡長沼町加賀団体
※公式サイト準備中(SHIRO公式サイトおよび公式アカウントで発表予定)
コスメティックブランド「SHIRO」を展開するシロが、北海道夕張郡長沼町にオープンする一棟貸しの宿泊施設。2階建、延床面積215.48平米の棟を、最大定員4名で利用可能。SHIRO製品の原料となる蒸留施設「シロラボラトリー」を併設し、北海道砂川市にあるSHIROの自社工場「みんなの工場」と並行して、実際のものづくりも行われる予定。一般の宿泊も可能ですが、年間のうち一定期間はSHIRO Membership Programの上位会員が招待されるとのこと。建材としては使えない端材を用いた薪のサウナや“森の都合”に合わせる設計など、「自然の力を余すことなく使う」ことをコンセプトに掲げるSHIROの“世界観”を体感できる施設となりそう。
・春予定『ダブルツリーbyヒルトン京都駅』
京都府京都市南区東九条西岩本町15
※公式サイト準備中
『ダイワロイネットホテル京都グランデ』を改装、リブランドしたうえで開業予定。「ダブルツリーbyヒルトン」ブランドとしては、2023年8月に開業する『ダブルツリーby ヒルトン京都東山』に続く2軒目の進出。JR京都駅八条口より徒歩約5分の好ロケーションに建ち、25平米を中心とした全266室の客室の地上9階建て。料飲施設(オールデイダイニング、カフェラウンジ)、フィットネスセンター、エグゼクティブラウンジ、ミーティングルームも備える予定。
・春予定『界 秋保』
宮城県仙台市太白区秋保町湯元平倉1番地
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiakiu/
秋保温泉の『ホテルきよ水』が「界」ブランドとして来春開業予定。星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」としては、宮城県への進出はこれが初めて。星野リゾートとリサ・パートナーズが国内の宿泊施設を対象に組成、運用している投資ファンド「星野リゾート観光活性化投資事業有限責任組合(星野リゾート観光活性化ファンド)」の第2号案件(第1号案件は同じく開業予定の『界 奥飛騨』)。
・2024/4/11開業決定『OMO5東京五反田 by 星野リゾート』
東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング
https://www.hoshinoresorts.com/resortsandhotels/omobeb/omo/5tokyogotanda.html
五反田駅から徒歩約6分、2023年12月竣工予定の「五反田JPビルディング」内に誕生予定。地上60~100メートルの高層階に位置し、客室から品川、目黒、大崎など近隣一帯を望めます。ホテルのコンセプトは「夜景とご馳走のパラダイス」。客室は8タイプ、全188室。全室、靴を脱いで、リラックスして過ごすことができます。地上60メートルの空中庭園を持つOMOベースがあり、フロアの広さは約1,200平米。愛犬と泊まれる客室「ドッグフレンドリールーム」の一部から直接アクセス可能な、ドッグガーデンエリアもあります。テンションあがる「街ナカ」ホテル「OMO」ブランドでは、6/13に『OMO7高知 by 星野リゾート』の開業も控えています(2024/5/16プレオープン予定)。
・6月予定『ザ ロイヤルパークホテル 銀座6丁目』
東京都中央区銀座6丁目203番1ほか11筆(地番)
「(仮称)銀座6丁目昭和通りホテル計画」の名称が『ザ ロイヤルパークホテル 銀座6丁目』に決定。ロイヤルパークホテルズが銀座に出店するのは3店舗目。詳細は今後明かされる見込み。銀座6丁目は「GINZA SIX」、ユニクロ 銀座店などのあるエリア。
・夏予定『ホテルWBF函館 海神の湯』リニューアルオープン(施設名称未定)
北海道函館市若松町24番1
※施設詳細は2024年2月頃発表予定(リニューアル後のホテルブランドは「OMO by 星野リゾート」)
・夏予定『コートヤード・バイ・マリオット札幌』
札幌市中央区南10条西1丁目1番57号
※公式サイト準備中
積水ハウスとマリオット・インターナショナルにより、国内で7軒目のコートヤード・バイ・マリオットとして誕生予定。全321室のゲストルーム、ファミリールーム、スイートルームがあり、館内付帯施設はレストラン、ロビーバー、フィットネス、宿泊者専用大浴場。
・夏予定『大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション』
大阪府大阪市北区梅田三丁目2番2号
https://osakastation-hotel.jp/
JR西日本ホテルズとマリオット・インターナショナルによる新ホテル。ホテル正式名称は『THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)』。旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において開発が進められている、「JPタワー大阪」内に開業予定。客室フロアは30~38階。JR大阪駅西口改札直結、地下連絡通路(改札内)より「うめきた地下口」直結。JR大阪駅(サウスゲートビルディング)と2階に整備される歩行者デッキにより直結が予定され、西梅田地下歩行者道路「ガーデンアベニュー」地下1階とも直結される見込み。
・秋予定『界 奥飛騨』
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯138他(地番)
詳細資料
岐阜県・飛騨高山エリアに星野リゾートが初進出。2024年秋の開業を予定し、現時点では中庭からアカンダナ山を望むイメージが公開されています。星野リゾートによると、「豊富な湯量と山林資源という山の恵みと、それを活かす匠の技術によって発展してきた飛騨地域の歴史と文化を感じられる空間、体験を提供予定」。
・秋予定『ノボテル奈良』
奈良県奈良市大宮町7-1-43
※公式サイト準備中
フランス・パリを拠点とする「アコー」ブランドの新ホテル。スイートを含む264の客室、ロビー・ウェルカムエリア、ソーシャルラウンジ、レストラン、4つの宴会場、大浴場のあるウェルネスエリアのほか、奈良の景色を望む屋外テラスとバーを備えた最上階のプレミアムラウンジを備える見込み。奈良県コンベンションセンターから徒歩約3分、新大宮駅から徒歩約10分、奈良駅からバスで約6分の場所に位置。
・冬予定『ホテルインディゴ長崎グラバーストリート』
長崎県長崎市南山手町12-17
※公式サイト準備中
森トラストがIHGホテルズ&リゾーツのホテルブランド「ホテルインディゴ」を誘致。長崎港を望む高台に位置し、南山手地区の南端に開業予定。国選定重要伝統的建物群保護地区の伝統的建造物である館、通称「マリア園」を活用する。周辺は「旧グラバー住宅」や大浦天主堂がある。森トラストが九州でホテル開発を手掛けるのはこれが初めて。
・下期予定『ホテル阪急グランレスパイア大阪』
大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内
※公式サイト準備中
2024年度下期開業予定。2024年夏頃の先行“まちびらき”を予定しているJR大阪駅前で開発中の「グラングリーン大阪」内に出店予定。レストラン、バー、ラウンジ、フィットネスを備え、客室数は482室。26・27階の上層階はクラブフロアにあたり、27階にはクラブフロア宿泊者が利用できるクラブラウンジも設置予定。6階には、着替えができる小部屋やパウダールームを併設する宿泊者専用ラウンジが設置される見込み。
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