旅のプロ厳選!旅行に行けない時の特効薬3

2020/04/26

年間平均5回も旅行に行くという、無類の旅好きが集うトラベルズーメンバー。どうしても旅行に行けないときは、どのように“旅行マインド”を高めていますか?トラベルズーではこれまで、国内や近場で旅行気分を味わえる“特効薬”を紹介してきました。

今回は、読むだけでその都市の観光や行程を体験した気分になれる「オススメ本」を紹介します。2020年のゴールデンウィークは、本を片手に“Stay Home”を楽しんでみてはいかがでしょうか?早速、ビビッと来た直感で下記の「旅のテーマ」をクリックしてみてください!

【旅のテーマ一覧】
温泉もグルメも、ひとりで5都市巡り
恐竜の子孫と南国暮らし
いつもと違う○○○
訳アリ旅行、叶えます
個性派メンバーと行くインド
“ネアポリス”発周遊ツアー
6,000km、賞金60億円のレース旅
今こそ乗りたい“Midnight Express”
5万kmに渡るトラブルまみれの旅
春を待つプラハへタイムスリップ
“謎の豚”を追跡
※クリックで各テーマにジャンプできます。旅のテーマ一覧には、PC・スマートフォンのブラウザバックを利用してお戻りください。


■温泉もグルメも、ひとりで5都市巡り

『ひとり旅日和』秋川滝美(KADOKAWA)
人見知りの主人公が、熱海・佐原・仙台・金沢・福岡での「ひとり旅」を通じ成長していく物語。「出てくる土地の魅力が詰まっていて、とにかく一人旅に今すぐ出たくなります!」と、トラベルズー編集部・Iがイチオシする1冊です。書籍のほか、Amazon、honto、e-honなどで電子版も購入可能。


■恐竜の子孫と南国暮らし

『遠い海から来たCOO』景山民夫(角川文庫)
フィジーを舞台に、6千万年以上も昔に絶滅したはずの恐竜・プレシオザウルスの子・クーと日本人の少年が織り成す冒険ファンタジー。1993年にはアニメーション映画化もされました。


■いつもと違う○○○

『ハナレイ・ベイ』村上春樹(新潮文庫『東京奇譚集』他に収録)
ハワイはハワイでも、知る人ぞ知る「カウアイ島」が舞台の村上春樹作品。トラベルズーきってのハワイ通・Yが「カウアイののどかな風景を想像できる」とオススメするだけあり、美しい海が目の前に広がるような没入感を味わえます。2018年には映画化もされました。


■訳アリ旅行、叶えます

『目的地はお決まりですか? ~森沢観光どこでも課~』神戸遥真(メディアワークス文庫)
旅行会社に入社して4年目の主人公が企画するのは、“訳アリ”な個人客向けのオーダーメイド旅行。伊香保温泉が舞台の第3章では、旅館に泊まった気分も味わえます。電子版はAmazon、電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」などで販売中。


■個性派メンバーと行くインド

『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』荒木飛呂彦(集英社)
少年漫画と侮ることなかれ。世界中に熱狂的ファンを持つ“ジョジョ”シリーズは、トラベルズー編集部・Kイチオシの冒険譚。第3部なら、日本からエジプトへの壮大な旅に“同行”できます。文庫版は全10巻。


■“ネアポリス”発周遊ツアー

『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』荒木飛呂彦(集英社)
世界的漫画“ジョジョ”シリーズ第5部の舞台はイタリア。ネアポリス(ナポリの古名)を出発し、「Top 20」でもお馴染みのフィレンツェやヴェネチア、サルディニア島などを巡り、ローマでの最終決戦まで“周遊”できる作品です。文庫版は全10巻。同じイタリアが舞台の漫画なら、ルネッサンス時代を描いた『チェーザレ 破壊の創造者』惣領冬実(KCデラックス)もオススメ。


■6,000km、賞金60億円のレース旅

『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』荒木飛呂彦(集英社)
トラベルズー編集部・Shihokoも挑んだ(そして達成した)アメリカ横断。さらに刺激的な横断をお望みの場合は、“ジョジョ”シリーズPart7がオススメ。19世紀末のアメリカを舞台に繰り広げられる北アメリカ大陸横断レースに参加し、波乱の展開に身を任せてみませんか。文庫版は全16巻。


■今こそ乗りたい“Midnight Express”

『深夜特急』沢木耕太郎(新潮文庫)
紀行文学の金字塔。トラベルズー編集部・Sが「今ではなかなか味わえない昔の海外の様子を叙情的に感じることができます」と推薦する作品です。Amazon Kindleなら、1巻の香港・マカオ編~6巻の南ヨーロッパ・ロンドン編までの合本版もあり(2,455円)。


■5万kmに渡るトラブルまみれの旅

『珍夜特急』クロサワコウタロウ(Kindleダイレクト・パブリッシング)
トラベルズー編集部・Hが「漠然と旅に出たくなります」と語ったのが、この『珍夜特急』シリーズ。”私”と一緒に、バイクにまたがり期間約1年・5万kmに渡る旅へ出発しましょう。Amazon Kindle Unlimited会員なら、全6巻を無料で閲覧可能。


■春を待つプラハへタイムスリップ

『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』米原万里(角川文庫)
ロシア語会議通訳・エッセイストとして活躍した故・米原万里による作品。「プラハの春」以前の東欧エリアで暮らした著者の記憶に基づく小説のため、現地の様子や空気感まで伝わってきます。


■“謎の豚”を追跡

『イベリコ豚を買いに』野地秩嘉(小学館文庫)
希少な高級食材なのに、スーパーやコンビニでも簡単に手に入る「イベリコ豚」。“幻の豚”の真実に迫るべく、著者と共に一路スペインへ出発できる食のノンフィクション。


トラベルズーでは、“特効薬”シリーズのほかにも旅行気分を味わえるStoryを公開しています。自宅にいながら、世界中を旅してみませんか?


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Aki Sato:
ジャンクフード・競馬・落語・講談を愛する旅行業界出身の元ニュース編集者。温泉旅へ行く理由は「ザ・旅館飯」。


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。

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