ありました、2か所も。アンケート結果にお応えします。
トラベルズーは5月、メンバーを対象に緊急事態宣言解除後の旅行意向に関する調査を実施しました。その結果、最初の旅行はマイカーを利用した国内旅行が支持され、片道2時間圏内の近場の温泉が人気No.1であることが分かりました。
アンケート結果に応えるべく、マイカーで片道2時間圏内の近場温泉を調べてみることに。数々の温泉地が見つかるなか、今回は関東メンバーにぴったりな神奈川の2つの“あの”温泉地に注目しました。
“東京の奥座敷”湯河原&言わずと知れた箱根
注目の2か所とは、湯河原と箱根。いわずと知れた温泉地ですが、「有名すぎてしばらく行ってない…」なんてメンバーもいるのでは。どちらも都内および横浜からのアクセスが良く、電車や車で2時間以内の位置にあることから、アンケート結果に応える温泉地と言えます。様々な交通手段のなかから、なるべく乗り換えが少ない方法をピックアップしてみました。箱根は、“箱根の玄関口”こと箱根湯本までの行き方を紹介します。
湯河原へのアクセス
- 電車利用の場合:
東京から…「東京駅」からJR東海道本線快速「アクティー」利用、「湯河原駅」まで約90分。または、「東京駅」からJR踊り子特急利用、約80分。
横浜から…「横浜駅」からJR東海道本線快速「アクティー」利用、「湯河原駅」まで約62分。または、「横浜駅」からJR踊り子特急利用、約60分。 - 車利用の場合:
東京ICから…東名厚木ICから小田原厚木道路、石橋料金所、真鶴道路(国道135号)経由、約90分
横浜町田ICから…東名厚木ICから小田原厚木道路、石橋料金所、真鶴道路(国道135号)経由、約60分
箱根へのアクセス
- 電車利用の場合:
東京から…小田急線「新宿駅」から小田急ロマンスカー「スーパーはこね号」利用、「箱根湯本駅」まで約73分
横浜から…「横浜駅」から相鉄本線特急利用、「海老名駅」まで約25分。「海老名駅」から小田急ロマンスカー「はこね号」に乗り換え、「箱根湯本駅」まで約50分。 - 車利用の場合:
東京ICから…東名厚木ICから小田原厚木道路、箱根ICから国道1号線経由、箱根湯本まで約70分
なお、昨年10月の台風19号による土砂崩れなどの影響により、一部区間で運休が続いている箱根登山鉄道は、6/2に試運転区間を延長。7月下旬の全線運転再開に向けて、着々と準備が進められています!
せせらぎ、青空、青紅葉…清らかな自然でリフレッシュ
湯河原と箱根に共通するのは、都会から気軽に足を伸ばせる距離にもかかわらず、豊かな自然環境に恵まれていること。屋外の名所を中心に、フレッシュな空気の中で気分転換を図れそうな名所を調べてみました。
- 不動滝(湯河原):落差15メートル、迫力満点の滝。バス停や駐車場から滝に向かう道中にお茶屋さんがあり、滝を見ながら足湯で疲れを癒すのも一興です。
- 万葉公園(湯河原):「日本の歴史公園100選」に選ばれている、定番名所のひとつ。4/1から再整備が行われており、次に利用できるのは2021年3月の予定。新しい姿で戻ってくるのが楽しみです!
- 芦ノ湖(箱根):富士山を望む自然に囲まれ、遊覧船や海賊船、水陸両用NINJABUS(6/6営業再開)や箱根ロープウェイなど、見どころが盛りだくさん。関東屈指のパワースポット「箱根神社(九頭竜神社)」もおさえておきたいところ。
- 彫刻の森美術館(箱根):国内ではじめての野外
美術館(オープンエアーミュージアム)として、1969年に開館。箱根の山々を望む庭園に、 近・現代を代表する彫刻家の作品約120点が展示されています。
ウィズコロナ、アフターコロナにおける観光業界では、マイカーで30分から1時間圏内を旅する「マイクロツーリズム」の動きが注目されています。湯河原・箱根に限らず、ご自宅近隣や移動圏内には素敵な観光資源がたくさん眠っているはず。わたし自身、新型コロナウイルス感染症対策に配慮しながら、地元や地域、近い範囲から旅を再開してみようと思います。
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Aki Sato:
ジャンクフード・競馬・落語・講談を愛する旅行業界出身の元ニュース編集者。温泉旅へ行く理由は「ザ・旅館飯」。
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