オールインクルーシブ×ひとり旅が1万円強で実現『ゆとりろ那須塩原』宿泊ブログ
チェックイン後は宿に篭りたい、ひとり旅派の私。飲食や軽食、アクティビティ等が宿泊代金に全て含まれているオールインクルーシブはその点理想にぴったりなのですが、1名1室泊のひとり旅ではお値打ち料金になかなか見つからず…。そんな時に見つけたのが『ゆとりろ那須塩原』。Top 20限定情報を使って宿泊してきました。
■『ゆとりろ那須塩原』でオールインクルーシブ×ひとり旅
昨年春からオールインクルーシブスタイルとなった、那須塩原温泉に佇む『ゆとりろ那須塩原』。Top 20で紹介された2食付きプラン(6/26時点では掲載終了)は2名1室利用時9,928円からのところ、なんと1名1室利用でも平日泊の場合なら10,972円で予約できました。オールインクルーシブか否かにかかわらず、2食付きプランが1万円強という料金はフルサービスを提供する旅館やホテルでは滅多にお目に掛かれず、これはひとり旅派に心強い…!
夕食時の生ビール含むアルコール飲み放題、「滝見ラウンジ」でのアルコール含むドリンク、4つの最上階露天風呂(非温泉)の貸切利用、卓球ラウンジ、家族連れに嬉しい牧場風の寛ぎスペースなど、館内施設の利用やサービスは全て宿泊代金に“込み”。那須塩原駅から宿まで片道約40分程度の送迎も無料で(要予約)、チェックインからアウトまでどころか、駅を出発してから戻るまで一度も財布を開くことがありませんでした(もちろん清算時は開きましたが!)。
--最上階の貸切風呂で里山の風を独り占め
チェックインの15時から利用できる「天空貸切風呂」。名前が異なる4つの湯殿があり、全てのバスタブが2名で入浴してもゆったりできる大型サイズでした。
--ひとりで贅沢に洋室利用
約27平米のスタンダードツイン客室にひとりで宿泊。ハンドソープ、消毒液、バスタオルとフェイスタオルの入った湯浴みカゴは部屋にあり、歯ブラシ以外のアメニティはフロント前のアメニティバーから必要なものを持ち込むスタイルです。浴衣も同様に、1階の指定場所より選んで利用します。
--フリードリンクサービスも充実
「滝見ラウンジ」とエレベーターの間には、アルコール含むドリンク類を自由に利用できるドリンクサービスがありました。スパークリングワイン、リキュール、果実ジャムと牛乳を混ぜて作るドリンク、ワッフル、自家製プリンや紅茶、アイスキャンディーなどが並び(ラインアップは時間帯によって異なりました)、チェックイン後、入浴前後、就寝前と、前を通れば何かしら利用したくなる魅惑的なサービスです。
--栃木の名物が並ぶディナー&和洋朝食
夕朝食は宿2階にあるレストラン「Satoya」にて。夕食の際に登場した「栃木のご当地メニュー」コーナーには、牛バラ肉と塩原大根の煮物、じゃがいも入り焼きそば、宇都宮餃子、鰆の栃木味噌漬け焼き、揚げじゃがベーコン5種が並んでおり、ホットコーナーにはソースが選べる芋フライと佐野の黒唐揚げもあり。汁物には那須名物のすいとん汁もあり、郷土食メニューが豊富です。ネコ型配膳ロボット「BellaBot」が2台活躍しており、食べ終わった皿の回収もスムーズ。
子供用のブッフェ台があるのは家族連れに嬉しいポイントでしょう。高さが子供の目線なのもGOOD。
--夕食時飲み放題、ラインアップは?
夕食時は、ビールサーバーからセルフで注ぐ生ビール、焼酎、ウイスキー、ワイン、ソフトドリンクなどのアルコール含むドリンクがフリーフロー。私はアルコールに弱いタイプなのでソフトドリンクとあたたかいお茶で満足していましたが、下戸でも知っているほどの知名度を誇る小林酒造の「鳳凰美田」が日本酒として飲み放題の対象でした。
大浴場には滝を眺めながら入浴できる露天風呂があり、雨音を聞きながらじっくり湯に浸かりました。朝は3時に目が覚め宿周辺の散策に繰り出したところ、山にかかる霧の美しさに感動。お値打ち料金で宿泊でき、心行くまで館内サービスを愉しめ、心身共にリラックスできた1泊2日となりました。ひとり旅派のトラベルズーメンバーにおすすめしたく、今回のプランがTop 20に再登場することを願ってやみません。
【今回の旅の経費】
新幹線代金 東京~那須塩原間 ¥13,530(※1)
現地移動 ¥0(※2)
宿泊費 1名1室利用 ¥10,972(※3)
合計 ¥24,502
(※1)往路は観光目的で宇都宮で途中下車。復路は「えきねっと」割引を適用しグリーン車を利用。東京~那須塩原駅間は通常往復10,980円程度
(※2)那須塩原駅~宿間は宿の無料送迎を利用(要予約)。タクシー利用の場合は片道約1万円目安、公共交通機関の場合は片道1,190円程度
(※3)トラベルズー「Top 20」で紹介されていたプラン情報から予約。現在は掲載終了。
Aki Sato:
東北出身。旅行業界経験後、Webニュースの編集者を経てトラベルズー編集部へ。旅行スタイルは「ひとり旅」。最近体験した『東京ステーションホテル』の朝食ブッフェは1名利用にもおすすめです。できれば今後は「ホテルの朝食ブッフェ巡りをしたいな…」と検討中です。
※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はトラベルズー編集部撮影。提供料理内容は時季によって異なります。