【2024年】「龍」にあやかる旅のWish List【保存版】

2024/01/18

2024年は「辰」年。年女のトラベルズー編集部スタッフが、2024年に叶えたい「龍」にあやかる旅のWish Listを作成しました。旅慣れたトラベルズーメンバーにこそおすすめしたい、旅行気分が「昇り龍」のごとく上昇するホテル旅館、名所、イベント情報を紹介します。


■「辰年」期間限定キャンペーン

・【北海道】さっぽろテレビ塔、「年女さん・年男さん」展望台入場料割引キャンペーン
https://www.tv-tower.co.jp/event.html?n=63
辰年生まれの年女・年男は、「さっぽろテレビ塔」の入場料金が割引になるキャンペーン。通常大人1,000円のところ、700円で入場できます。他割引券との併用は不可。最年少は12歳、最年長は108歳までの利用が想定されており、親子3世代での訪問にも良さそうですね。筆者は昨年9月に展望台へ登りましたが、「テレビ父さん神社」に参拝する人も多く見られました。初詣がまだの場合は、“札幌市街で一番高い場所にある神社”での参拝はいかがですか。割引は1/31まで。

昨年9月に行ってきました。予想以上に遠くまで見晴らせて開放感がありました

・【福島】苗場スキー場・かぐらスキー場「ドラゴンドラ」の「ドラゴン割」
https://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/informations/discountservice/
今年の干支と、苗場スキー場とかぐらスキー場をつなぐ、日本最長約5.5kmを誇るゴンドラ「ドラゴンドラ」の「ドラゴン」にかけて、名前に「辰」「龍」「竜」が付く利用者がMt.Naeba1日券をお得に購入できる「ドラゴン割」を実施中。通常8,000円のところ、平日は5,500円、土・休日は6,500円で利用できます。ドラゴンドラの冬期運行期間は3/24までを予定。


■「龍」を求めて…全国のホテル旅館

・【群馬】『龍洞』
https://www.ryuudou.com/
すべての露天風呂を24時間、時間無制限&無料で貸切りで利用できる、水上温泉の宿。“源泉かけ流しの湯めぐりテーマパーク”として知られ、温泉ファンにぴったりであることと、宿名だけでなく貸切風呂の名前にすべて「龍」が付くことからピックアップしました。客室22室に対し貸切露天風呂は18か所あるので、「混んでいて1回も入れなかった…」という心配は無用。18か所すべて趣が異なるので、滞在中に何度でも湯に浸かりたくなること請け合いです。客室も、メゾネット形式や露天風呂付き、離れタイプなど多彩なラインアップ。

・【新潟】『ryugon』
https://ryugon.co.jp/
魚沼産コシヒカリ発祥の地として知られる南魚沼市に佇む宿。宿名の『龍言』は、上杉謙信の義兄で旧坂戸城城主、長尾政景公の菩提寺・雲洞庵の末寺・龍言寺跡地に建てられたことに由来。2019年夏には『ryugon』として生まれ変わり、雪国ならではの食材を活かした食事や木造平屋土蔵造りの温泉大浴場、宿泊者限定のラウンジサービス、様々な滞在プログラムなどが国内外の注目を集めています。

・【東京】『星のや東京』の「東京開運滞在」
https://www.hoshinoresorts.com/information/release/2023/10/264325.html
2024年の干支である「辰」をテーマに、お勤めや写経、食事を通して晴れやかに1年を迎える限定プラン。宿泊対象期間は2/29まで。1日1組(1~2名)限定で、宿泊料金は1名利用時は215,000円、2名利用時は250,000円(税・サービス料込み、宿泊料別)。宿泊を希望する際は、公式サイトで14日前までに予約を。

・【東京】『ホテル龍名館東京』
https://www.ryumeikan-tokyo.jp/
明治32年に創業した『龍名館』に始まり、令和の今も進化を続ける老舗ホテル。東京駅八重洲口から徒歩約3分の好立地を誇り、ビジネスはもちろん、観光の拠点にも最適。館内の「レストラン 花ごよみ東京」はランチとディナーの営業も行っており、平日の「東京ブッフェライト」プランの場合は1,800円で利用可能です。ちなみに、龍名館という名は、初代・濱田卯平衛の姉の名である 「辰」と、自身の実家である名倉屋の「名」にちなんだものだとか。辰年の今年こそ、訪問の検討を。1名1室 シングル利用 素泊まりの場合、公式サイトの早割14プランがお得で、16,200円で予約できます(1/18時点)。

・【神奈川】『ローズホテル横浜』
龍旅・縁結び・開運の「龍旅★開運宿泊プラン」
ドラゴンパフェ
龍神が守護神である、朝陽門(東門)の裏手に立地する『ローズホテル横浜』は、横浜中華街にあるパワースポット・横浜媽祖廟での開運祈願と、横浜媽祖廟でのおみくじ、線香、ろうそく、願布のセット、さらに期間限定のドラゴンパフェが付く「龍旅★開運宿泊プラン」を販売中。選べる朝食orランチも含まれており、「開運宿泊」の名に偽りなしの内容。2名1室「スタンダードツイン」利用時は、1名あたり10,400円(1室20,800円)から予約可能です(1/17時点)。

・【千葉】『龍宮城スパホテル三日月』
https://www.mikazuki.co.jp/ryugu/
関東在住のトラベルズーメンバーが「龍の付くホテル」と聞き、真っ先に思い浮かべるだろうリゾートの1つ。個人旅行はもちろん、グループ旅行や親子3世代でも楽しめる全室海眺望の温泉テーマパークで、エリア最大規模を誇る全天候型の温浴スパ施設、ゲームセンター「ゴールドドラゴン」もある「お祭りランド」など、その施設規模は圧巻の一言。宿泊棟は「富士見亭」と「龍宮亭」の2つあり、今年の旅行ならその名から「龍宮亭」がイチオシ。温泉スパ施設に直結しており、移動にも便利です。公式サイトでは「龍宮亭」指定の「卒業旅行プラン」を販売中で、滞在中の夕朝食が付き、スタンダードルーム利用時は2名1室利用の場合、1名あたり13,860円から(1/18時点)。

・【山梨】『ホテル湖龍』
https://hotel-koryu.jp/
テレビ東京の人気番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」で、出川哲朗さんが宿泊した宿。宿の公式ブログによると、創業当初は『ホテル富士龍園』という屋号で営業しており、現在の屋号『ホテル湖龍』になったのは昭和62年のこと。創業当初から屋号に含まれていた「龍」の字は富士五湖に住む龍神に由来するとされており、“龍ゆかりの地に佇む、「龍」が付く宿”とあれば、辰年の今年こそ泊まりに行きたいところ。小さな子どもがいる家族にぴったりな、夕食が部屋食のプランもあります。

・【岐阜】『飛騨つづり 朧』(奥飛騨ガーデンホテル焼岳 離れ朧)
http://www.oboro.co.jp/
「朧」の字に「龍」が含まれていることから注目した、全室露天風呂付きの“隠れ宿”。全8室が合掌造り風の離れとなっており、客室の露天風呂は源泉かけ流し。奥飛騨温泉郷・新平湯温泉にある『奥飛騨ガーデンホテル焼岳』を本館に持ち、本館とこの離れの距離は徒歩4分ほど。宿泊者は本館の大浴場も利用できます。9歳以下の子どもは宿泊不可のため、大人だけで贅を尽くしたこだわりの空間に泊まるなら、こちらの離れの利用が候補に挙がります。公式サイトの「スタンダード」プランの場合、2名1室利用時の1名料金は35,200円から(1/18時点)。

・【愛知】『渚のリゾート・吉良竜宮ホテル』
https://ryugu.jp/
西尾市吉良町にあり、厳選された海の幸と三河の幸をダイナミックな“竜宮料理”で提供するのがこの宿。全室三河湾を見渡すオーシャンビューで、最上階にある露天風呂からの景色は開放感たっぷり。宿の目の前には「吉良ワイキキビーチ」が広がり、3~6月には付近一帯で潮干狩りが楽しめるのもポイントです。宿泊するなら2食付きがおすすめで、夕朝食とも部屋食指定の「竜宮城玉手箱会席プラン」の場合、スタンダード和室10畳を2名1室で利用する際の1名料金は10,980円から(1/18時点)。

・【京都】『万助楼』
https://www.mansukero.com/
浦島太郎伝説ゆかりの地の1つに数えられる、京都・網野町に佇む明治40年創業の老舗宿。「一歩足を踏み込めばそこは小さな竜宮城」をコンセプトに掲げており、海目の前のロケーションで日本海を一望できる天然温泉に浸かり、丹後産の食材を活かした料理のもてなしを受ければ、まさに浦島太郎気分を味わえるかも。全7室すべてがオーシャンビューで、日本海の雄大な景色を180度楽しむことができる古代檜風呂温泉付客室「竜宮波」は宿の自慢の客室の1つ。楽天トラベルの総合評価は4.91と極めて高く(1/18時点)、同宿泊サイトでは「ズワイガニフルコース」「浦島コース」など、この時期ならではの豪華食材に舌鼓を打てるプランを販売中です。

・【熊本】『黒川温泉 夢龍胆』
https://www.yumerindo.com/
宿名に「龍」が入っていることから注目しました。「夢龍胆」は「ゆめりんどう」と読み、宿の公式サイトによると、りんどうの花言葉は「本当の優しさ」。花言葉に由来し、「お客様一人一人に、全員接客でお迎えいたします」と掲げているように、楽天トラベルの「サービス」評価は4.58(1/18時点)と好評。黒川温泉街を高台より見渡すロケーションで、露天風呂から足湯まで、様々な風呂で100%源泉かけ流しの湯を楽しみたいトラベルズーメンバーにおすすめです。


■「龍」にあやかる名所観光の提案

・【岩手】岩泉町・龍泉洞
http://www.iwate-ryusendo.jp/
日本三大鍾乳洞の1つ。現在も調査を継続中で未知の部分も多く、総延長は5,000m以上ではないか、とされる神秘的な鍾乳洞です。見つかっている地底湖は8つで、そのうち3つが公開中。龍泉洞とともに洞内に棲むコウモリも国の天然記念物に指定されており、見学の際はコウモリの姿を探してみるのもまた一興。岩泉町は「いわいずみ炭鉱ホルモン鍋」が名物なので、旅行の際は“ホルモン巡り”もおすすめです。
※ホルモン鍋 参考記事:東北出身者が選ぶ岩手で行くべきスポット10選(トラベルズーの記事に遷移します)

・【秋田】八幡平ドラゴンアイ
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/40618
正式名称は「鏡沼」。この沼と空、天候といった様々な自然条件が一致したときにのみ“開眼”するとされる“幻の絶景”で、秋田と岩手にまたがる、十和田八幡平国立公園エリアの八幡平山頂付近で目にすることができます。見ごろは例年5月下旬から6月下旬ごろ。八幡平山頂からドラゴンアイまでは徒歩約20分。頂上への始点となる八幡平山頂レストハウスには、名物の「源太カレー」や「カレー稲庭うどん」があります。秋田の鹿角、岩手の八幡平と合わせた旅行の際にぜひ訪れてみては。

・【神奈川】横浜中華街「2024春節燈花」
https://www.chinatown.or.jp/event/event/shunsetsutouka2024/
旧暦の正月を祝うため、提灯やランタンの光のラインを組み合わせ、赤と金の色を基調とした華やかな光で横浜中華街の街全体を幻想的に演出するイルミネーションイベント。本年度の春節は2/10で、イルミネーション期間は2/24まで。中華街大通りと西門通りには、約100個のランタンで作られた、強さと幸運をあらわす「百節龍」と「五十節龍」が登場予定。点灯時間は16:00~23:00。

・【静岡】竜ヶ岩洞
https://doukutu.co.jp/
奥浜名湖地域に位置し、総延長1,000m超を誇る東海地方最大級の鍾乳洞。総延長のうち400mが一般公開されており、見どころの1つは落差30mの地底の大滝。施設内には「静岡県のバスガイドさんが選ぶアイスクリームNo.1」に選ばれたというジェラート店「マテリア」や、7月中旬から9月末に開園する「竜ヶ岩洞あゆ狩り園」もあり、グルメもレジャーも一度に楽しめる名所です。

・【中部・北陸】昇龍道(ドラゴンルート)
昇龍道 公式サイト(ルート検索機能あり)
昇龍道山岳紀行(アクティビティ、四季、スポット検索機能あり)

中部北陸圏の知名度向上を目的とする「昇龍道プロジェクト」から誕生した、中部地方の愛知・岐阜・富山・石川を、南から北へと縦断する新しい旅の観光ルート。能登半島の形を龍の頭に見立てて、この地域が神秘的な昇り龍のように見えることからこの名が付けられたとか。富山・石川・福井・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀、中部北陸9県の自治体・観光関係団体・観光事業者が協働しており、海あり、山あり、温泉ありと、その旅路は魅力たっぷり。目的・テーマにより5つに分かれたルートが用意されており、モデルルート通りに旅するのも良し、気になるスポットへ出かけるも良し。今年の12/31まで、高速道路周遊パスとドラゴンルートの買い物券がセットの「昇龍道ドラゴンルートお買物券付ドライブプラン2024」も販売中なので、該当地域への旅行の際はお見逃しなく。

岐阜の馬籠宿も昇龍道の1つに数えられています

・【和歌山】龍神村
https://www.ryujin-kanko.jp/
和歌山・田辺市にある広域地名。地域の約70%を標高500m以上の山岳が占め、地域には「龍」がモチーフのレリーフ、橋、シンボルタワー、石造彫刻などが点在しています。高野山へ通じる「高野龍神スカイライン」沿いでは新緑や紅葉、冬の雪景色を楽しむことができ、旅館、民宿、ゲストハウスなど宿泊施設も多数。「龍神温泉」などの立ち寄り湯もあり、旅好きなら今年行くべきデスティネーションといえます。

・【京都】建仁寺「海北友松襖絵」の雲龍図
https://www.kenninji.jp/property/#fusumae
建仁寺といえば、法堂の天井いっぱいに描かれた双龍図が有名ですが、豊臣政権下で活躍した絵師・海北友松によって桃山時代に描かれた方丈襖絵 「雲龍図」にも注目を。ちなみに、京都は3月まで「京都デスティネーションキャンペーン 第58回『京の冬の旅』キャンペーン」を実施しており、「龍」に会える寺院を中心に15件の非公開文化財が特別に公開されます。普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など、様々な文化財に触れるチャンス。


【番外編】京都、奈良、岡山…? 日本三大龍穴
龍神のエネルギーが湧き出す場所として知られる龍穴。日本三大龍穴に数えられているのは、京都・貴船神社の奥宮社殿の下にある龍穴(社殿の真下にあるため直接目にすることはできません)と、奈良・室生龍穴神社の妙吉祥龍穴、そしてもう1つが“備前龍穴”。3つの龍穴のうち、岡山にあるとされる備前龍穴のみ、明確な在りかを突き止めることができませんでした。…というのも、伝承が途絶えており、はっきりとした場所が分からないのだとか。パワースポット巡りを行っているブロガーやSNSの投稿からすると、おそらく備前の龍穴だろう、とされる有力候補は湯次神社の裏の山にある「りゅうごん様」。謎が多いだけに、冒険心がくすぐられます。


今回は紹介できませんでしたが、もちろん龍神を祀る神社も今年の参拝先としてWish Listに選定済み。龍にまつわる観光スポット、ホテル旅館情報は、今後も更新予定です。


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。記事内のホテルランクはホテル予約サイト「Expedia」を参照しています。
※写真はイメージです。一部はトラベルズー編集部撮影です。

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