旅のプロ実体験 個室ビジネス編

2020/04/30

前回のStoryでは、ニューヨークへ行った際にANA「スタッガードシート配列」のビジネスクラスシートの搭乗記を紹介しました。今回は、ドア付きでまるで個室のようなビジネスクラス「The Room」について紹介します。

個室ビジネスにテンションUP

俳優の西島 秀俊さんが、まるで自宅のような寛ぎとしてCM出演していたANAビジネスクラス「The Room」。ビジネスクラスに乗るなら「The Room」も体験してみたいなと思ってはいたものの、まだロンドン線にしかなかったのですが、2019年10月から導入され、片道ですが搭乗することが叶いました。飛行機に乗った瞬間テンションが上がりまくり、あまりきれいな写真が撮れておらず…。

シートは「スタッガードシート配列」よりもより広く感じ、座り心地もよく落ち着いた雰囲気。それもそのはず話題の建築家・隈研吾氏が客室監修・デザインを行ったとのこと。枕を2つ並べても広々のシートと24型の大型モニターに心躍ります。

後ろ向きの座席を体験

「スタッガードシート配列」との大きな違いは、 「The Room」の座席が向かい合っていること。カタール航空のように前後も扉が開くことはなく、お互いの顔が見えないため、よりプライベート感が増します。

今回唯一不安に感じていたのは後ろ向きの座席指定だったこと。粘っては見たものの満席のため変更不可。稀に乗り物酔いをするため、少し不安を感じ…。さらに後ろ向きの座席もあるからか、シートベルトが3点式!これも初めてのことでより揺れるからなんだろうかとドキドキが増し…。

いざ離陸してみるとあれ?後ろ向きだったのを忘れるほどで、着陸の時だけいつもながらの振動があるものの気にならず。隣の席との間にある扉は下げることができ、会話もしやすく、シートはフルフラットになるため、寝心地もとても快適。できることならばまた「The Room」に搭乗して旅をしたい!次の旅目標ができました。


JFK空港では、ブリティッシュ・エアウェイズのビジネスクラスラウンジを利用することができます。広々とした空間にパンやシリアル、フルーツなどの食べ物からアルコールを含むドリンクがあり、待ち時間も快適でした。そのなかでも、ビールサーバーが!おいしいビールを搭乗ぎりぎりまで飲むことができるのも嬉しい限りです。

「スタッガードシート配列」のビジネスクラスシートの搭乗記はこちら


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Hiromi Nakadai:
芸能ニュースのアンテナの高さとリサーチ力は社内イチ。NY狂。旅の目的はほぼグルメ。お酒、肉、甘いモノに目がない。目下の懸念は通風。


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