素通り厳禁!編集長が後悔した街

2019/10/29

旅好きが集まるトラベルズー編集部は、いつも旅の話題でもちきりです。ある日の編集部会議でロサンゼルスへのツアーがラインアップ候補になった際、世界36か国を旅したことのある編集長が「乗り継ぎで通り過ぎちゃったなぁ」と一言。すると、ロサンゼルスを旅行したことのある編集部員たちが「もったいないです!」と“抗議”。エンタメやアミューズメントパークに留まらず、ショッピング、ビーチ、スポーツまでなんでも揃うロサンゼルスの魅力を、編集部員が編集長へプレゼンすることになりました。

ロサンゼルスを素通りできない5つの魅力

まずは日本からの距離。直行便で9時間50分程度と、アメリカのなかでも日本から近い西海岸にあるため、アクセスのしやすさは大きなポイントです。アメリカ東海岸やヨーロッパ主要都市は、同じ直行便でも12時間程度かかることから、近さは歴然。また、ホノルルまでの飛行時間は7時間強~8時間なので、プラス2時間程度でアメリカ本土に行けると考えれば案外身近に感じませんか?
そんなロサンゼルスの魅力を5つに分けて紹介すると…

1.いつでも“ベストシーズン”
1年を通して雨がほとんど降らないのが魅力のロサンゼルス。年間の平均最高気温が23度、冬となる11~1月でも平均最低気温は15度前後と温暖な気候で、厚手のコートなどは不要です。年間の平均晴天日数が292日と1年の8割にのぼるなど気候が安定しており、いつでも“ベストシーズン”と言えます。

2.ビーチもショッピングも充実の街
ロサンゼルスを代表するビーチである「サンタモニカビーチ」は、アメリカのビーチと聞いてイメージする景色そのもの。海を一望できる美しい海岸線・遊園地・ショップが揃い、周辺にはショッピングモールもあり、1日中遊ぶことができます。
また、ショッピングといえば外せないのはビバリーヒルズにある「ロデオドライブ」。ハリウッド映画にも度々出てくる街並みをウィンドーショッピングするだけでも、映画の主人公気分になれます。
そのほか、巨大ショッピングモール「ビバリーセンター」やアウトレットなど、1週間滞在しても回り切れないほどの“ショッピングパラダイス”。ロサンゼルスのショッピングモールは写真映えスポットとしても知られ、ピンクウォールや天使の羽のウォールアートなどが有名です。

3.絶対外せないエンターテインメント&アートの魅力
ロサンゼルスといえば外せないのは、ハリウッド。アカデミー賞の会場として知られる「ドルビーシアター」では内部見学も開催されており、憧れのハリウッドスターが歩いた場所や座席に触れることもできます。「ドルビーシアター」の前の通りには「ウォークオブフェイム」と呼ばれるエンターテインメント業界で活躍した人物の名前が彫られた星型プレートがあり、お気に入りのアーティストを探すのもハリウッドの楽しみの一つ。
また、実は充実した美術コレクションが多いロサンゼルス。数ある美術館のなかでも人気が高いのは、富豪のブロード夫妻による「ザ・ブロード」。2015年の開館以来、しばしば建物外に行列もできるこの美術館には現代アートを中心に2,000以上の展示作品が並び、ポロックやリキテンスタインのほか、村上隆や草間彌生の作品も所蔵されています。ほかにも、西海岸最大のミュージアム「LACMA」や、世界で最も裕福な美術館の一つとも称される「ゲティセンター」では、セザンヌやモネ、レンブラントといった日本人にもなじみのある作品を多く鑑賞できます。

4.地元のクラフトビール片手にスポーツ観戦
また、旅先で外せないのはグルメ。ロサンゼルスで今人気が高いのはクラフトビール。ブルワリー(ビール醸造所)の数は80軒ほどあり、クラフトビールも多種多彩です。アルコール度数が低くコーヒーの香りに近いことから、朝食とともに楽しめるようなビール、ビールが苦手な人にも飲みやすいさわやかな柑橘の香りがする甘めのビールなど、ロサンゼルスでしか味わえないものも多数。ブルワリーやビールバーを巡りながらクラフトビールを飲み比べするのがおすすめです。
そんなビール片手に楽しみたいのは、スポーツ観戦。ロサンゼルスには、大谷選手が在籍するエンジェルスや、前田選手が在籍するドジャースの2チームが本拠地を構えています。4~10月がシーズンのMLB(野球)に加え、9月にはNFL(アメリカンフットボール)のシーズンが始まり、10月にはNBA(バスケ)とNHL(ホッケー)、1月にはかつてベッカム選手が所属していたことでも知られるMLS(サッカー)が順に開幕し、1年中スポーツで盛り上がることができます。

5.ロサンゼルスを中心に楽しめる周囲の街々
ロサンゼルス自体が魅力満載の街ですが、ロサンゼルス経由でアクセスできるほかの西海岸の街も多彩。ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズなどの名所やケーブルカーが走る街並みが魅力のサンフランシスコまでは直行便で1時間半ほど、世界有数の本格エンターテインメントショーやカジノが揃うラスベガスまでは直行便でわずか1時間10分ほど、メキシコとの国境近くに位置し、トム・クルーズの出世作「トップ・ガン」の舞台・サンディエゴまでは車で約2時間。
また、アメリカを代表する雄大な景勝地・グランドキャニオンや、パワースポットとして知られるセドナへは、バスや飛行機で行く現地発着ツアーが多数催行されており、日帰りや宿泊など選択肢も豊富です。西海岸の各地を訪ねることができるのも、ロサンゼルスの立地ならではの特徴です。

つまり、ロサンゼルスはハイブリッドな遊び方ができるリゾート

1つの街でさまざまな遊び方ができる“ハイブリッドリゾート”。旅行は人数が多いほどなかなか希望が合いにくいもの。ロサンゼルスなら、今日はショッピングを中心に、明日はビーチでのんびり、明後日は郊外まで足を延ばして…と日ごとに異なる遊び方が可能です。
さらに、その組み合わせによって楽しみ方は何通りにも増えます。例えば、のんびりしたい場合は“サンタモニカビーチ×ビール(グルメ)”、思いっきり楽しみたいアクティブ派は、“足を延ばしてグランドキャニオン観光×アナハイムのディズニー・パーク巡り”、市内も郊外も巡りたいなら“ハリウッドやビバリーヒルズなど市内観光スポット×サンディエゴやワイナリーを巡る郊外観光”など。体力次第・気分次第で異なる魅力を組み合わせられる、そんな“ハイブリッド”な街がロサンゼルスなのです。

どうです?編集長。行きたくなりましたよね!?

「こんなにも魅力があったとは…」今まで知らずに素通りしていたことを後悔する編集長。今度は乗り継ぎ地ではなく旅行の目的地として、次の旅行先候補に追加することを決めてくれました!
ビーチにショッピング、本場のスポーツ観戦に郊外観光と、こんなにバラエティ豊かな体験ができることで“お得感”もあり。体力が許す限り、充実度の高い旅ができるのが、ロサンゼルスです。

 


関空発ロサンゼルスについて


ロサンゼルス特集ページ
FEATURED DESTINATION:ロサンゼルス


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
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