知られざる豪華客船の中身【食事編】

2016/08/30

豪華客船のツアーは食事はオールインクルーシブがスタンダード。オールインクルーシブとは朝・昼・夕の食事が全て含まれているということです。そうは言われても、実際出てくる食事はどんなのか不安で予約に踏み切れない人がいるのではないでしょうか。今回、ディナーの写真を撮ってきたので豆知識と合わせてご紹介します。


ディナーは豪華なレストランで

クルーズの食事場所は大きく分けて2つ。船によっては24時間営業している朝食と昼食を食べられるブッフェスタイルのレストランと、コースディナーを食べるレストラン。ディナーを食べるレストランは、キラキラ輝くシャンデリアが設置され、1~3階まで吹き抜けの構造になっているものが多く、豪華な内装です。レストラン内の毎日の食事場所は決まっていて、各テーブルに担当のウェイターがつくので、公開中に仲良くなって別れが惜しいなんてことも。予約をしていれば朝食もこのディナーを食べるメインダイニングで食べられる船もあり、その際はエッグベネディクトなど、ブッフェレストランでは食べられない少し手の込んだ卵料理を注文してみるのもおすすめです。


前菜①

温かいサーモンの燻製 青葱のブールブランソース ブリオッシュトーストのせ

これ、まだ1品目です。地上の高級レストランで食べるのと変わらないクオリティだと思いませんか? もちろん毎日同じ料理ではなく、毎日違う料理が提供されます。ちなみに、航海中に1~3回はフォーマルな格好が必要な日がありますが、その日はこの料理内容からさらにグレードの上がった料理が出てくる可能性が高いです。


前菜②

ミックス・グリーンリーフと鶉の卵のサラダ メープルとホワイトバルサミコ・ドレッシング

船によりますが、前菜1つで終わらないクルーズもあり。この日はサーモンの次にサラダが出てきました。なお、日によってスープとサラダのどちらかを選択できることもあります。ただし、日本人向けに運航されているクルーズ船以外は、スープの量も外国の胃袋向け。かなり量が多い時があるのでご注意を。


パスタ

4種チーズのトルテリーに・パスタ ホワイトクリームソース

これだけ?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。まだこの後にメインが待ち受けています。むしろメインの前にチーズの香りで食欲増進!日々料理長が計算してコースを設定しているので、大体2週間程度のクルーズ旅行でも飽きることはありませんでした。なお、西洋料理が続いて胃が持たれる時は無理にメインダイニングで食べず、ブッフェレストランもディナー時に空いているのでそちらで軽く済ませるのもおすすめです。


口直し

ブルゴーニュ産マール酒のシャーベット

細かいですが、グラスに縁取る塩が見えますか?毎日出す料理だというのにこのこだわりぶり。塩気が効きつつさっぱりとしたシャーベットで口直しをしていよいよメインです。


メイン

牛テンダーロイン・フィレ肉 森のキノコのデミグラスソース 新鮮な季節の野菜とポテトコロッケ添え

この日のメインは肉料理。船に寄りますが、肉と魚から1つを選択できるものが多く、地上のレストランと比べても遜色ない充実ぶりです。


デザート

バニラ・パンナタコッタとレモン・チーズケーキ グランマルニエ風味のミックスベリー添え

最後のデザートです。これも数種類のなかから好きなものを選べるケースが多いのがポイント。さっぱりしたものから濃厚な味わいのあるものまで迷ってしまいます。


いかがでしたでしょうか。このような食事が毎晩無料で提供されます。クルーズ旅行に出るとほとんどの人が体重を増やして帰ってくるという噂も頷けますね。なお、船によりますが朝・昼・夕以外にも船内にあるバーガーショップやアイススタンドで好きなだけハンバーガーやサンドイッチ、アイスクリームを無料で食べられます。


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