“マリオット”系4.5星『メズム東京、オートグラフ コレクション』潜入取材 宿泊体験前編

『メズム東京、オートグラフ コレクション』ロビー(Keisuke Sato撮影)
『メズム東京、オートグラフ コレクション』ロビー(Keisuke Sato撮影)
2023/02/20

東京の竹芝に建つ4.5星『メズム東京、オートグラフ コレクション』に潜入取材してきました。前編ではホテル概要と「Chapter 2」ルームの詳細をお届けします。

目次

『メズム東京、オートグラフ コレクション』概要

『メズム東京、オートグラフ コレクション』外観(Keisuke Sato撮影)

『メズム東京、オートグラフ コレクション』は、2020年4月にJR東日本とマリオット・インターナショナルが提携する形で竹芝に開業した上級ホテル。“オートグラフ コレクション”を冠するホテルは『ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション』に次いで国内2番目となり、世界では“オールインクルーシブ”リゾートもある人気のホテルブランドの1つです。高層階から浜離宮恩賜庭園と東京スカイツリーなどの景色を望み、オープンキッチンで調理風景を眺めながら本格フレンチを食べれるレストラン「Chef's Theatre」や、独創的なカクテルを提供するバー&ラウンジ「Whisk」、低層の4階に位置し浜離宮恩賜庭園などを眺めながら鉄板焼きを楽しむ「銀座 みやちく」が備わります。なお、上質なアルコール類やスイーツ、軽食、おつまみを楽しめるプライベートサロン「Club mesm」もあるものの、利用対象者の条件が年会費120万円かかるプライベートサロン会員または、マリオットヴォンヴォイアンバサダーエリートまたは、「Club mesm」パッケージ宿泊プランを予約した人のいずれかとなっており、利用するためのハードルが高くなっています。※以前はもう少し利用しやすかったものの、2021年に利用条件の変更がありました。

また、アクセスはJR「浜松町」駅北口から徒歩約6分、ゆりかもめ「竹芝」駅から徒歩約3分と、電車利用で楽々アクセスできるほか、竹芝地区と東京駅を周回する「JR竹芝 水素シャトルバス」を利用することで、無料でホテルまで移動することもできます。なお、今回の宿泊ではいずれも使わず、JR「新橋」駅からタクシーを利用し、約10分で到着。※タクシーの運転手さんにホテル名を伝えたところ、“知らない”ということだったので、タクシーを利用するならホテルの入っているビル「ウォーターズ竹芝」や、ゆりかもめ「竹芝」駅を伝えると良いかもしれません。

キングベッドタイプ「Chapter 2」に宿泊

『メズム東京、オートグラフ コレクション』Chapter2(Keisuke Sato撮影)

ホテルの客室はChapter1~4の4つに分かれており、今回宿泊したのはワンランク上の「Chapter2」。ホテルの公式HPには「回遊性のある間取りが特徴」と記載があり、いざ入室して「なるほど」と感じる造り。入り口からベッドルームに直接アクセスできるだけでなく、左のドアを開ければシンクやバスルームにアクセスでき、ぐるっと1周回れる間取りになっていました。また、高層階ホテルには珍しくバルコニー付きとなる客室があり、『メズム東京、オートグラフ コレクション』の特徴の1つとなっているものの、今回宿泊したのはバルコニーが無い客室。少し残念ではありましたが、都内の夜景を眺めることができ、「これはこれであり」と思える内容でした。

充実の無料ミニバー

『メズム東京、オートグラフ コレクション』Chapter2 ミニバー(Keisuke Sato撮影)

客室内のミニバーは全て無料となっていたのが今回の滞在で嬉しかったポイント。常温の水のボトル3本のほか、冷蔵庫には冷えた水2本、ハートランドビール2本、オレンジジュース2本が入っており、いずれも缶やペットボトルではなく「瓶」だったのも個人的には注目。「瓶」で飲むと味がワンランク上になる気がするのは私だけでしょうか? さらに、猿田彦珈琲のドリップコーヒーや、茶筅まで備わり自身でたてる抹茶、Mesm仕様の「ミルキー」などがあり、「とりあえずあるミニバー」ではない、しっかり楽しめる内容になっていました。

客室内の時間を上質なものに変える音響設備

『メズム東京、オートグラフ コレクション』Chapter2(Keisuke Sato撮影)

驚いたのは、部屋に電子ピアノが備わっている点。しかもこのピアノ、スタートを押せばクラシック音楽を流してくれる自動演奏機能付き。さらに、ブルートゥースで繋げば、ピアノをスピーカー代わりにして自身のスマートフォンから好きな音楽を流すこともできました。客室内の音響機器は滞在時間をぐっと上質なものにしてくれるため他のホテルでも利用しているのですが、ここまで充実した設備は初めてでした。※少し設備は古くなるものの、『ザ・ペニンシュラ東京』のバスルームにある「SPAモード」を押した際の音響も好みです。

センスが光るおしゃれなアメニティボックス

『メズム東京、オートグラフ コレクション』アメニティ(Keisuke Sato撮影)

上記画像の左下に写っているハードカバーの本のようなものが、実はアメニティボックス。中を開けるとパズルのように歯ブラシやコームなどのアメニティ類が詰められており、客室内のデザイン性を高めるだけでなく、すっきりと収納することができ、生活感を抑えた非日常を楽しむことができる仕組みになっていました。

部屋から東京の夜景を心行くまで

『メズム東京、オートグラフ コレクション』部屋からの眺め(Keisuke Sato撮影)

夜になり、カーテンを開けると都内の夜景を一望可能。上記の画像には写っていないものの、もう少し左側に目を向ければ小さくレインボーブリッジも視界に入る部屋でした。客室内に備わっているタブレットでデカフェのコーヒーを頼むことができたので、夕食後にコーヒーを飲みながら夜景を眺め、ゆったりとした素敵な時間を過ごすことができました。

前編はここまで。後編ではバー&ラウンジでの様子を紹介する予定です。


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記事の担当者プロフィール

ミッキーのパーカーがよく似合う?元クルーズ添乗員の雨男。趣味は日々一喜一憂ビットコインと猫動画。最近は都内ホテルでのランチ、サウナ、さくっと1泊2日のシティ旅行にはまっているほか、先日富山を訪れた際の寿司の味が忘れられず、再訪の機会を伺っています(2022年12月に金沢旅行ついでに富山・氷見へ行ってきました!)。宿泊して感動したホテルは、『アンダーズ東京』、『ザ・ブセナテラス』、『箱根 翠松園』。お気に入りのランチ先は『ザ・ペニンシュラ東京』の「ヘイフンテラス」。海外で最も印象に残ったのはインド。次いでホーチミンで食べたビーフシチュー味のフォー。クルーズ中のノルウェーのフィヨルドの絶景も捨てがたい…。


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