東京でできなくて台北でできる10のこと<前編>

2019/01/28

国内・海外問わず、せっかくいつも暮らしている東京から出るからには、東京ではできないこと/日本でできないことをしたい性分。そこで実際に私が台北で楽しんだ10のことをご紹介。1が最もチャレンジしやすく、1から順にハードルが上がっていきます。※「台北でしかできないこと」もあれば、「東京ではなかなか or 気軽にできないこと」も含みます。あくまで私調べです。

まずは前編として1~4をご紹介。5~10は後編へ続きます。

 


 

1. 本場で安く発祥の味

今や代官山はじめ日本に6店展開している『春水堂』。タピオカミルクティー発祥のお茶専門カフェです。日本でも飲めるけれど、発祥の地の味は台湾でのみ体験可能。台北にも数店舗あり、中山駅至近の三越地下、松山空港など、旅行中に訪れやすいロケーションとなっています。

うだるような暑さだからこそ熱いものをと思い、王道の「タピオカミルクティー」と、「鉄観音タピオカミルクティー(ホット)」を注文。鉄観音の方は台湾定番の烏龍茶のミルクティーで、独特の渋みとコクが不思議とミルクにマッチして、お茶そのものの風味とタピオカとを同時に楽しめる一品でした。

台北ではS・M・Lと3サイズあり、Sだとタピオカミルクティーが80元(約360円)、鉄観音タピオカミルクティーは90元(約400円)。日本ではそれぞれ500円、550円なので、“30%OFF”程度で本場の味を楽しめます。

 


 

2. CNNベスト20レストランの本場

言わずと知れた『鼎泰豊』。日本でも海外でも何回か行ったことがあるし…と思ったものの、やはりいつでも行列ができているというその本場の味を楽しまない手はないな、と行くことに。支店もいくつもあるし、お店も決して狭くはないので、いつ行っても入れるだろう…とたかをくくっていたところ、穴場といわれる南西店でも平日ながら開店後まもなく満席に。百貨店の営業開始と同時に駆け込む姿が何人も見受けられました。

本場の味はというと…湯気をたてて運ばれてきた小龍包を食べて納得。おそるおそる箸で持ち上げても皮は破れず、でも口の中では厚すぎず心地よい弾力が餡とマッチして、スープの量も絶妙です。

台湾では5個100元(約450円)。日本では4個605円。日本の約25%OFFという台湾価格です。

 


 

3. 日本未上陸の世界最安ミシュラン

世界で最も安いミシュラン1つ星レストランといわれているのが、香港にある「添好運(ティムホーワン)」。本場・香港で足を運びあのおいしさが衝撃だったため、台北にもあると知って即「Must Go」リストに入れました。

お目当てはこの名物「酥皮焗叉燒包」。チャーシュー入りメロンパンです(現地メニューでは「パイナップルパン」と書いてありました)。外はメロンパンに似たさくさくと甘いパイ風生地、中身も甘めのチャーシュー餡となっています。今思い出してもすぐ食べたくなってしまうこの味、日本では食べたことがない…。3個で1セット、118元(約537円)。1個あたり約179円という驚異の安さで、ミシュランお墨付きの味を楽しめる機会は、日本はもとより世界でもここだけです。

オープン当初から今も行列が絶えないと言われていたのですが、台北駅前店も信義三越店も待ち時間0分。ついつい吸い寄せられて2度もおやつがわりに楽しんでしまいました。台北駅前店は、A8出口の目の前です。台北駅前店には日本語メニューもありました。


 

4. レトロ台北にタイムスリップ

日本統治時代にタバコ工場だった建物をリノベーションし、クリエイティブスポットとして生まれ変わったのが「松山文創園區」。日本を代表するデザイナー・佐藤オオキ氏のアジア初ながら最大規模の展覧会が10/30まで開催されていたので、展覧会目的に訪れました。

展覧会も素敵でしたが、建物内部にノックアウト…! 窓、ドア、水道など、細部に至るまで当時の姿が残され、今見るとレトロで味があり絵になります。昔の学校のようで、どこか懐かしさも。


前編はここまで。

5~10は後編へ続きます。


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。

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