週末マッチャージ ~“濃い”抹茶からエナジーチャージ旅!~

©Risa Nakamura
2023/08/31

ここ数年、抹茶人気スゴイんです。コンビニでもカフェでも抹茶スイーツは定番化。老舗お茶メーカーや有名パティシエとのコラボ商品だけでなく、抹茶の濃さが選べる抹茶アイスの専門店があるほど。しかも海外からの注目度も高く、 「抹茶=MATCHA」 として大ブームになっています。

日本にいるならスグ行ける『週末マッチャージ旅』を体験しなくては!茶道経験者が“濃さ”にこだわった抹茶スイーツに癒され、日本の良さ再発見できる旅をご紹介します。


抹茶を求めて、、、本場・京都へ行こう。

1. 辻利兵衛本店 宇治本店茶寮(宇治) 

観光スポット側とは逆方面の住宅街を抜け、この暖簾を発見したとき高揚感でいっぱいになりました。

ボリューム満点の抹茶パフェは抹茶寒天と生クリームの甘さ控えめで、アイスもしっかり苦みあり◎ 清潔感のある店内、窓側の席は手入れされた庭園も眺めることができます。

2. ぎおん徳屋(祇園) 

筆者史上最強のわらび餅。抹茶と和三盆味の合い盛は柔らかさととろけ具合が絶妙。しっかりと抹茶の味がついているだけでなく、抹茶きな粉と合わせると苦み倍増。きな粉や黒蜜など味を自分好みに変えられるのも楽しい。数年前に東京店で出会い衝撃を受けたが、今は京都でしか味わうことができない。わらび餅のお土産もあり。

3. 無碍山房Salon de Muge(祇園)

京都老舗料亭の「菊乃井」プロデュースのお店。開店同時にも関わらず1時間待ちの人気店(予約票があるので呼び出しまでは自由に待てるところがいい)。抹茶パフェの濃さは甘さに負けず苦みがある。しかも濃すぎて?ジェラートのような粘り気もある。寒天にも抹茶味がしっかりついていて小ぶりに見えるが大満足。甘味以外のお食事メニューなどもあり。決して大きくない店内だが、大きな1枚窓で庭を眺めるカウンター席もありとても開放的。

4. 福寿園 京都本店(四条) 

せっかくなので茶道体験。食事やデザートのあるカフェだけでなく、別フロアにはお茶室や手を洗う水場(つくばい)までも用意されています。綺麗なビルの中にこんな場所があるとは…

小さなにじり口からお茶室に入るところから丁寧な説明をしてくれ、お茶を点ててもらうだけでなく実際に自分で点てることもできる。時間が止まったような空間で日本文化を体験してリフレッシュ。

京都は抹茶スイーツ店が多すぎて、はしごする際はおなかと要相談。“抹茶だけを食べつくす”は無謀でした。いくらでもいけませんので、ご飯メニューがあるお店ではミニ抹茶スイーツ付きセットをお勧めします。


テイクアウトでおうちマッチャージも可能。

5. 日比谷 林屋新兵衛(日比谷) 

抹茶葛ねりはもちっと柔らかく抹茶の濃さを感じられ、生クリームが練りこまれているのか?クリーミーさもあります。東京ミッドタウン日比谷の中にあり、木のぬくもり溢れる清潔な店内で、あんみつやパフェなど他の甘味もありお茶の種類も豊富。写真の葛ねりはテイクアウトしました。

6. 虎屋茶寮 帝国ホテル店(日比谷) 

帝国ホテルの地下にお抹茶を飲める場所があります。つかず離れずな店員さんのサービスも素晴らしいですが、羊羹もお抹茶もいつもより一層に美味しく感じさせてくれる落ち着いた店内は東京にいながら非日常を経験できる。

7. 古桑庵(自由が丘) 

暑い季節にピッタリな冷たい抹茶ドリンク。甘味もありながら、苦さが残る…再現したく家でチャレンジしたが断念。是非作り方を教えてもらいたい。。小民家風で大正時期に建てられ改装したそう。店内は畳の上にちゃぶ台がありホッとする空間。靴脱ぐので着脱しやすい靴がおすすめ。


まだまだ紹介しきれなかった抹茶スイーツはたくさんあります。日本に住んでいて日本食文化を堪能しないのはもったいない…。テイクアウト商品があるお店もあるので、是非“濃さ”にこだわった抹茶スイーツ体験してみてはいかがでしょう?


※記事内の情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです

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