日本の常識が海外の非常識!? 目指せスマートトラベラー

2019/12/11

旅慣れたトラベルズーメンバーとはいえ、海外旅行先で、日本では当たり前なことが海外では通用しない、という事態に遭遇したことがある人も多いのでは?事前に知っておけば安心ということで、海外旅行添乗員経験者も多いトラベルズー社員に“添乗員あるある”を聞いてみました。今回は海外旅行で気をつけてほしい5つのポイントに絞って紹介します。これをマスターしていれば、賢く旅を計画し賢く旅する人=“スマートトラベラー”になれるはずです。

①日本のホテル基準=世界のホテル基準、じゃない!?

添乗員時代にお客様からよく受けたクレームのひとつが、ホテルの客室について。たとえ有名外資系ホテルでも、お湯が出ない、トイレの水が流れない、電気がつかない、セーフティーボックスが使えないなどは日常茶飯事。また、歯ブラシやパジャマ、スリッパなどのアメニティは基本的にありません。ホテル到着後に「歯ブラシがないんですけど…」と言われても、買いに行けない立地なことも。客室設備の確認やアメニティの持参は必須です。

②空港でストップ!とならないために

ハネムーナーにありがちなのが、パスポートの姓(旧姓)と現在の姓が違うケース。旧姓でも旅行には行けますが、航空券とパスポート名が一致していなければ飛行機には搭乗できません。新姓で行きたい場合には記載事項変更届を出し、パスポートと航空券の名前を一致させる必要があります。名前を変えるだけなので当日でもいいんじゃない?と考えている人もいるかもしれませんが、航空券を一度キャンセル処理して再発券する手続きが必要となるため、再発券手数料がかかったり、航空券が取れなくなって実際に搭乗できずに旅行を諦めた人も。1文字のスペル間違いでもパスポートと一致しない場合は乗れなくなるため、事前の確認が必須です。

③問題発生の場合、後からではなくその場で解決!

謙虚な日本人に多いのが、後から出てくるクレーム。「オーシャンビューの部屋のはずが海が見えなかった」「昨日のお土産物屋さんで高額なものを押し売りされた」など。その場で解決できたことを後日言われても泣き寝入りするしかありません。何かあったときにはその場ですぐに解決しましょう。とくに、商品を買ってしまった後だと、返品が難しいことも。必ずその場で確認を。

④カード付帯保険で充分と思っていませんか? 

アラスカ添乗中に遭ったトラブル事例ですが、ツアー途中に立ち寄った温泉でお客様が倒れてしまったときのこと。もともとの持病が悪化した様子で、緊急搬送された病院で処置をしてもらい事なきを得たものの、請求金額は驚きの100万円超。クレジットカード付帯保険では、既往症がカバーされていないことが多くあります。カード付帯保険があるからと安心している人は、今一度保険内容を見直す必要があります。

⑤ホテルだからって油断禁物! 

ホテルの朝食会場でありがちなのが、「席を取るために鞄を置いていたら、鞄ごとなくなっていた」「ロビーに置いていたカメラを盗まれた」という置き引き。ホテルのエントランスを出た瞬間にスリ集団に囲まれてしまい、貴重品を全部盗まれてしまうことも…。ホテル内や、ホテルの近くでも油断は禁物です。

トラベルズーを利用していれば賢い旅の計画はすでに立てられているはず。あとは現地での行動をブラッシュアップ。現地の慣習などを事前に理解し、トラブルなく旅を楽しめる“スマートトラベラー”の仲間入りしましょう!


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Shihoko Akahira:
東北愛溢れる青森出身。添乗員、ワーホリ経験あり。フランス狂。元気印明るさ満点。

※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。
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