編集部員が満喫した、夏じゃない沖縄で楽しめること 5選【後編】
あえてビーチを楽しめるシーズンを外して1月の沖縄を旅した2泊3日の旅。お得な価格でコスパ良く、素敵なホテルに泊まって静かな沖縄を楽しみたい、ビーチシーズンじゃなくても楽しめる沖縄を体験してきました。
夏じゃない沖縄本島で楽しめることを紹介する、後編です。
前編の1~2はこちら。
3.キャンプ巡り
1~2月の沖縄といえば、スポーツ好きにはピンとくるものがあると思います。それは“キャンプ”を見に行くこと。1月後半はJリーグのキャンプが、2月初旬は野球のキャンプがあり、有名選手を間近で見られるチャンス。
自分の旅行日程に合わせてキャンプを調べたところ、ホテルから1時間圏内の場所で、ヴィッセル神戸と浦和レッズのキャンプが開催されることが判明。サッカーを生で観戦したことは数回しかないのですが、ミーハー心に火が点いて見に行ってみることに。
ヴィッセル神戸のキャンプでは、あのイニエスタ選手や酒井高徳選手など主要メンバーの調整やミニゲームを見られ、フィールドが小さいせいもあり迫力たっぷり。選手同士の会話も聞こえてしまうぐらいの距離でした。
練習後はファンミーティングもあり、選手たちと写真を撮ったりサインをもらったりすることもできました。わざわざ神戸から来たというサポーターもちらほらいて、人気の高さがうかがえました。
浦和レッズのキャンプは残念ながら事前の確認不足のため、見られませんでした。私が辿り着いたころにはグランド整備のお兄さんが1人いるだけ。あれ!?今日は練習試合のはずなのに…と思い、チームの公式サイトを見ると、練習時間はとっくに終わっていました。どうやら、前日に練習時間が変更になっていたようです。次回はリベンジしたいと思います。
4.花より団子な、桜観賞
今回の旅行の目的の4つ目は桜を見ること。1月中旬~下旬にかけて沖縄では桜が見頃を迎えます。一度見てみたかった沖縄の桜。
この時期は桜の開花に合わせて桜祭りも開催されています。桜祭りに行こうと思っていた当日は、残念ながら雨。本州の桜とは異なり、色が濃く鮮やかなピンク色の桜。満開には少し早かったのですが、今年初の桜を観賞できました。
雨が激しかったため、桜祭りは諦めて車窓での桜観賞に切り替え、沖縄そば街道に行くことに。沖縄そば専門店が数多く軒を連ねるのが、美ら海水族館近くの本部町にある「沖縄そば街道」と呼ばれる一帯。周辺には、大小20軒近い沖縄そば専門店が並びます。
そのなかでも私が訪ねたのは、「きしもと食堂」。このお店は、地元の人に人気が高いという点、メニューがシンプルに沖縄そばとジューシー(炊き込みご飯)のみという点に惹かれてチョイス。訪ねたのは開店直後ですが、既に行列ができていました。
あっさりとしたかつお出汁がきいたスープと、もちもちした自家製麺の沖縄そば。今まで食べた沖縄そばのなかでも一番の味でした。また、具沢山なジューシーも絶品。近所にあれば毎日通ってしまいそうな美味しさでした。
5.人が少ないビーチでのんびり
以前、ビーチシーズンに訪れたときは人だらけでちょっとウンザリ。人が少ないこの時期こそ、ビーチを満喫できるのでは?と思い、以前からSNSで気になっていた赤墓(サダバマ)ビーチに行ってみました。天然のビーチで海の透明度が高いこと、石灰岩と海のコントラストが沖縄らしい風景の写真が撮れます。
やはりこの時期は貸切状態。ほかには誰もいなくて、しばらく海を眺めてのーんびり。
この赤墓ビーチは民家の間を抜けて辿り着ける、ちょっとマニアックな場所。そのため海の音が聞こえるだけで、一切の騒音がありません。日常を離れてつかの間、頭をリセットするにはおすすめの場所です。
旅の最後には、世界遺産・首里城にも立ち寄りました。昨年の火災で正殿が消失してしまいましたが、一部エリアの見学は再開されています。正殿が消失したとはいえ、守礼門や御嶽など主要スポットは火災の影響がなかったため、そのエリアを中心にいくつかの見学コースがあります。見学途中、正殿跡が少し見え、火災の恐ろしさを改めて実感しました。少しでも早く復興が進むことを願って、首里城をあとにしました。
沖縄では夏に海を楽しむ!というイメージが強いのですが、そのほかの季節にも楽しみ方はたくさん。トラベルズーが毎週水曜に配信をしているTop 20では、お得な沖縄ツアーが目白押し。夏以外の沖縄を満喫しに出かけてみませんか。
前編の1~2はこちらから。
Shihoko Akahira:
東北愛溢れる青森出身。添乗員、ワーホリ経験あり。フランス狂。元気印明るさ満点。
※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。