「ひとり旅」楽しんでる? トラベルズーメンバーから寄せられたエピソード集

2022/10/12

トラベルズーメンバーの79%は経験したことがあるという「ひとり旅」。どのようなところに魅力を感じているのか、旅好きならではの旅行スタイルについて質問しました。編集部きっての「ひとり旅」愛好者が考える「ひとり旅」のメリット・デメリットに続き、今回は旅好きのトラベルズーメンバーから寄せられたコメントをたっぷり紹介します。「ひとり旅」に踏み出せない理由や不安、ひとり旅に求める理想も一挙公開。

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ひとり旅のメリット・デメリット


■トラベルズーメンバーに聞く、ひとり旅のエピソード

トラベルズーは2021年2月、トラベルズーメンバーを対象に「ひとり旅」に関する調査を実施しました。旅好きのトラベルズーメンバーは、ひとり旅についてどのように考えているのでしょうか。

思わずクスッと笑えたり、心がじんわりとあたたかくなるエピソードが盛りだくさん。国内だけでなく、海外ひとり旅の醍醐味も寄せられているので、ぜひご覧ください。すべてを紹介できないことが残念ですが、いただいた意見はもれなく編集部全員が拝読し、必ず今後の旅行情報リサーチに活用させていただきます。
※文章は原則、投稿時の表現を採用しています。紹介文量の都合上、一部を割愛しているものもあります。

--ひとり旅の醍醐味&過ごし方のヒント

・ふらっと入った人気の店でも、1人だと空いてる席に座れることが多い。
・あまりガチガチに計画せず、その場の状況で柔軟に対応できる「ひとり旅」が最高!
・時間を自由にできること、時間を気にしないでいいことがオススメpointだと思います。
・誰にも気兼ねしない、自由な旅。その時の気分で動ける。束縛感が無いのが素敵です。
・観光途中に疲れると気ままにホテルに戻って一旦休むなど出来て良いです。
・買い物も美術館もゆっくり見れてよい。
・やりたいアクティビティは思う存分参加出来て、他人に一切合わせる必要がないところがメリット。
・「ノープランの旅」。場所場所での素敵な出会いに感動を覚えるのが一人旅の醍醐味ではなかろうか! 
・60歳を過ぎてから全国の灯台とお城巡りを始めました。基本はマイカーで離島ではレンタカー、サイクルで走り回りました。
・ランチは一人で少し豪華にすれば、夜はワイン片手にデリで買ってきたお惣菜と美味しいパンだけで十分ご馳走になります。
・自分のペースで美術館などゆっくり観賞後バルなどでのんびり過ごすのが好きです。予定変更もひとり旅だと気兼ねなく出来るのが良い♪

--不安なポイント、悩みどころ

・一人料金は割高。
・一人旅の旅行パックがもっと増えて欲しい。
・まだまだ1人で泊まれる温泉旅館が少なめです。
・感動を共有できない。 
・トイレに行く時に、大きな荷物の置き場所に困る。
・自分の写真を撮りたいときに困る。
・60代のシニアになり移動は電車バス。行きたいところへの交通手段でいつも悩む。友達と行くと自家用車、レンタカーと幅は広がるが一人で公共交通機関利用となると大変になる(移動時間、交通費など)。
・1人旅だとビジネスホテルになってしまいます。できれば温泉旅館に泊まりたい。
・お一人様+子供OKのプラン情報を知りたいです。 子供料金を設けていても、大人2名からでないと予約できないプランが多いため。
・ひとり旅だと心配なことが多いのでプラン等に食事も含め全て入っていると安心できる。 1日位は入っていなくてもよいかも。
・家業の都合でどうしても一人旅が多くなる。一人旅のプランをホテルや特に旅館で積極的に作って欲しい。ホテルや旅館のサイトで、1名だと満室表示になったりするのは、なんか悲しい。
・現地で有名なレストラン、特に外国では1人で食事というよりは予約を入れて席を確保するようなところでは行ってみたいが躊躇してしまう。
・車の免許を持っていないので、1人旅だと現地での移動手段がとても限られていて、ローカルな路線バスに詳しくなってしまった(笑)。
・食事を一人ですると、食べられる量が限られているので、多くの種類が注目できない。 やはり、シェアして食べた方がせっかくの旅先でいろいろな現地の料理にチャレンジできる。
・海外での一人旅はレストランでの夕飯がちょっと淋しいのが難です。夕飯付きのホテルや旅館はその点楽でよい。
・話し相手がいないのは寂しい。 初めての方は、気を使ってしまう。 知らない人の食事等は、つまらない。

 --ハプニングも思い出

・欲張りすぎて忙しかった。
・自分一人で行動するとなると、今まで以上に現地での移動手段や時間を細かく調べた。頼れないと思ったのと、現地で無駄な時間を作りたくなかったから。
・台風で飛行機が欠航して、いつ帰れるかわからない状態だったので一人で心細かったです。
・一人旅は自由だからこそ、スケジュールをしっかり決めて行動します。旅にハプニングは付き物ですし、100%達成できなくてもOK。
・クーデター、暴動、集中豪雨、荷物盗難などなど色々経験したが良い想い出になっている。
・福岡に行った時、都市部から離れた海の近くでタクシーが全く通ってなく、帰りの新幹線の時間が気になる中、逆光に照らされたタクシーが1台こちらに向かってやってきました。嬉しくて手を挙げて止めたのですが…パトカーでした。逆光だったため、タクシーの行灯とパトカーの回転灯を間違えたのです。お巡りさんたちに「タクシーじゃないよ」と笑われたのも良い思い出です。
・初めてのひとり旅は、初めての台湾でした。着替えと化粧品が入ったスーツケースをタクシーのトランクに忘れ、でも空港行きの高速バスに乗らないといけない時間も迫ってきて…さぁどうしよう。 手持ちのリュックの中に財布もパスポートもスマホもある。せっかく休みとったのにこのまま行かないかったら後悔するに違いない、と思い、決断。2泊3日の台湾旅行にリュックサック1つで飛び立ちました。 着替えとかお化粧品は現地調達で何とかなったし、意外といけるやん!という自信が付き、それからは突然思い立ってのひとり旅にも何度も行くようになりました。行動力がついたように思います。
・はじめて行く旅行先(海外)でも、不安を感じないせいか?移動中に寝てしまい、全く予定とは違う場所に着いてしまう事が多々ある。 言葉が通じなくて身振り手振りで、お金を騙し取られた事がある。

--一期一会の出会いに感謝

・ひとりでいると、色々な人々が助けてくれる。その優しさを感じることができて、貴重な体験だった。
・初めての一人旅で与論島を訪れた時に、最初に利用したタクシーの運転手さんと仲良くなり、一人で食事は寂しいだろうと、宿泊した数日間の朝食以外をご一緒していただけ、寂しさを忘れる事ができました。心が疲れていましたが、人のやさしさに触れ、癒されました。
・一人で食事をしていると、現地の人が話しかけてきてくれて交流をしたり、おススメのグルメなどを教えてくれる。なのでできるだけ観光客向けではないお店に行くようにする。また現地の言語を少しでも覚えていく。
・お祭りが楽しい。公園で知らない人と仲良くなって一緒に飲んだりする。
・普段は人見知り気味ですが、ひとり旅の時は飲食店で店員さんと話したり(小さな割烹や屋台など)して現地の方と積極的に話すようになります。
・色々な方たちとお友達になれる。 (北は北海道から九州まで) 旅で知り合った方たちと情報交換ができますし、何十年も年賀状のやり取りをしています。
・訪れた居酒屋で意気投合した方と、他の店を訪れ飲みなおした。ごちそうになったので、帰宅後に自分の地元の名産品をお返しに送った。

--“半ひとり旅”という選択

・ひとり旅でしたがたまたま同僚が同じ時期に同じ都市にいることが分かり、夕飯だけ一緒にとりました。
・以前、同期で旅行をする際に前乗りして1日だけ1人で観光をしたことがある。(中略)主人と海外旅行する際も日中はそれぞれ自由行動する事が多い。海外に1人で行くのは安全面で心配があるが、現地で自由に行動するのはとても楽しい。 今後もこんな感じで「半ひとり旅」を楽しんでいきたいと思っている。
・海外赴任中の夫と休暇をとってハワイで待ち合わせしましたが、4日目に急に夫が仕事で日本に…。一人残され1週間いつもと違うハワイを楽しみました。
・30歳に入ったくらいに友人の結婚式ラッシュが。全国各地に友人がいるため、結婚式の度に延泊して+αで、呼ばれたその土地を観光してました。

--家族も大事、ひとりも大事

・主人と一緒に旅行に行くと、興味のある場所や、やりたいことが全く違う。買い物が嫌いな彼は、買い物に行くのも嫌がる。そういったこともあり、一人で好きなように行動できる「1人旅」は、たまには良いと思う。
・一人旅ができたのは、独身時代のみです。今は子供たちが小さいため難しいです。が、おおきくなったら、またどこかへ行きたいと考えております。
・一人で行くと素敵なところは、次回は連れとまた違った旅をしたいと常に思う。
・60歳代女性。フルタイムの仕事をしています。 夫と二人でも、家族とでも、友人とでも、旅行は大好きです。 ただ、年齢を重ねるにつけ、気を使わない一人旅が1番好きになりました。
・はじめ家族を置いてく後ろめたさがありましたが、旅先で同じように夫を残し旅している若い方とかと知り合い夕食ご一緒したり女性の一人旅も今や普通!皆さんがんばってるな~と感じました。自分も定年、父親も昨年他界し介護もなくなり寂しいですが、これからは自分の時間と家族を大切にしながらたまには一人旅を楽しむ予定です。
・家族がいます。自分1人で旅行に行くことになんとなく罪悪感があります。 
・年齢を重ねると海外旅行などで一日に2万歩以上歩くような日程だと難しくなるのではと思い、動けるうちにあちこち行きたかったので旅行社の説明会にも参加して計画も立てていた。コロナが憎い。
・現在は夫婦とも元気なので一人旅ではなく夫婦旅を楽しんでいます。

--海外ひとり旅だって魅力たっぷり!

・海外への一人旅で、現地で出会った日本人の方とお友達になり、日本へ帰ってから、そのお友達に会うために東京へ行ったり、一緒に海外旅行へ行ったりしてずっと付き合っています。
・日常では、自分を蔑ろにして仕事優先だったり他者優先だったりしますが、海外一人旅だと自分ファーストであり、自分を守るという意識が生まれ、とても心地よい時間が持てる事に気づき、それ以来一人旅派になりました。  
・去年まで(編集部注 2020年)毎年ハワイに行っていました。毎回なにか「事件」が起こります。(中略)「事件」と遭遇しても初めはオロオロしていましたが、だんだん対応慣れしてくると「話のネタ」が増えたと思っている自分に驚いたりします。
・まったく英語が話せないのですがGoogle翻訳を駆使して一人でオーストラリアに行きました。動物が大好きなので当時は日本にまだいなかった、クォッカとウォンバットに会いにシドニーへ、そこから飛行機で乗り換えてケアンズに行きました。
・ハンガリー1周11日間のツアーにひとりで行った。田舎のほうはバスで連れて行ってくれるので便利。とくにひとりであることに違和感なかった。終了後1週間ブダペストに延泊。自由に見て回れよかった。このパターンまたやりたい。
・台湾で夜皆さんと市場で食べ歩きしながら、コミュニケーションが取れた。
・バックパッカーで世界各国を周り、沢山の人との出会い、文化、グルメ、わくわくする体験、恐怖や危険な体験等、様々な経験を通して世界と日本について再認識する事ができた。
・一人で行ったウィーンで色々なお店のザッハトルテを食べ比べたのが楽しかった思い出です。
・カナダ全土をバックパックかついでユースホステル一人旅は忘れられません。


さすが旅好きが集まるトラベルズーメンバー。やっぱりひとり旅っていいな、と思うコメントがたくさん寄せられたと同時に、そんな楽しみ方もあるのか!出会いがあったのか!と感動するコメントも多数。良いところがある一方、もちろんデメリットが存在するのも「ひとり旅」の特徴。旅を愛するからこそ、辛口の鋭い意見もたくさん寄せられました。フリーコメントをお寄せいただいたメンバーの皆さんに、この場を借りて深くお礼申し上げます。

「ひとり旅」を愛する者のひとりとして、「ひとり旅」が次の旅行スタイルの選択肢のひとつとなることを願っています。「ひとり旅」のメリット・デメリットもぜひご覧いただければ幸いです。


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Aki Sato:
東北出身。旅行業界経験後、Webニュースの編集者を経てトラベルズー編集部へ。持ち前の食い意地を生かし「ひとり旅」と「ひとりランチ」に挑戦中…だったのですが、最近身体を壊し、ライフスタイルを根本から見直すことに(涙)。お気に入りの都内ブッフェは『浅草ビューホテル』の「スカイグリルブッフェ 武蔵」。好きなものは落語・講談。ここ数年は祖父母との共通言語である大相撲と浪曲も勉強中です。


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
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