夏休みにもおすすめ!生き物に癒される旅

©鶴岡市立加茂水族館提供
©鶴岡市立加茂水族館提供
2016/07/11

温泉、グルメ、歴史etc… 旅には色々な目的がありますが、たまには変わった目的で行ってみるのもいいかもしれません。私のマイブームは「生き物」。ストレス社会なんて大袈裟ですが、たまに生き物に癒しを求める旅をしています。水陸の生き物に出会い、癒される旅をいくつかご紹介します。夏休みの家族旅行にいかがですか。

©Shino Tanaka

ギネス認定世界一!クラゲが主役の水族館

 クラゲの展示種類が世界一、ギネスにも認定されたくらげ水族館こと鶴岡市立加茂水族館(山形)へ行ってきました。昨今メディアでも取り上げられていて、さらにGWということもあり、車のナンバープレートをみると日本各地から観光客が訪れ、駐車場も入場チケットも行列でしたが、入場しクラゲを観たらそんなことは吹き飛ぶほどの美しさと優雅さ。期間限定の虹色にライトアップされたクラゲドリームシアターは圧巻でした。子供たちはもちろんですが、大人が楽しめる、いや、癒される水族館でした。


愛媛県立とべ動物園提供

国内初の人工哺育で育ったしろくまピースももう22歳

しろくまピースに会いたくて、愛媛・松山にある愛媛県立とべ動物園へ行ってきました。ピースとは、国内初の人工哺育で育ったホッキョクグマで、テレビにも取り上げられたことがある、とべ部動物園の人気者。訪れた際は夏だったのですが、猛暑ということもありちょっぴり夏バテ気味!?にみえたものの、大きく成長したガラス越しのピースを、時間の許す限りゆっくりとみてきました。皆に愛され22歳を迎えたピース、どうかこれからも健やかに成長されますように。


©Shino Tanaka(以下同)

千年の歴史を受け継ぐ1トンを超える闘牛同士のぶつかり合い

 新潟・山古志村の伝統行事「牛の角突き」に5年ほど前から通っています。いわゆる闘牛のようなものですが、牛を傷つけないよう勝敗をつけないのが山古志村の特徴で、国指定重要無形民俗文化財にも指定されています。牛の闘いはもちろん、興奮さめやまぬ1トン越えの牛達を、セコと呼ばれる男たちが引き離す場面も迫力満点。全力を尽くし土俵を後にする哀愁漂う牛の姿が人間の姿と重なり、愛おしく思うのは私だけでしょうか。


上記のほかにも、地元の神社で毎年GWに開催される鶏の鳴き声の長さと美しさを競う「長鳴鶏」のイベントなども観に行ったりしています。声を振り絞って、最後の最後は消え入りそうな声になるまで、ぎりぎりまで頑張る鶏の姿を愛おしく思ってしまう今日この頃です。また、猫カフェはもちろん、鳥カフェも流行りつつあるようなので、旅とまではいかずとも、生き物に癒される近所の小旅行にも行きたいと考えています。たまにはそんな旅もおすすめです。


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。

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