密回避にぴったり 1日1組限定「一棟貸し」宿泊体験記
接触を減らせる旅行先として「一棟貸し」の宿泊施設の人気が高まっています。流行りものに弱い私が、早速家族を巻き込んで、3世代で一棟貸し宿泊体験をして参りましたので、今回の旅で感じたメリットをお伝えしたいと思います。
■プライベートを確保、我が家のような安心感
今回は自宅から車で20分ほどの住宅街の一角に佇む古民家を改装したレトロモダンな民泊施設『OTONARI: 文化財の宿』に宿泊して参りました。一棟貸しですので、ほかの宿泊客と鉢あうというような状況はもちろんなく、完全プライベート空間を確保できました。リビングや寝室、キッチン、浴室、充実の備品を備えた空間はホテルに引けを取らず、また一棟貸しだからこその、まるで我が家のような安心感を得られたのは一番のメリットであると感じました。
■高齢者や子ども連れの家族旅行にぴったり
子どもが多少騒いでしまったとしても、周りの目を気にしなくていいのは助かりました。また今回宿泊の施設は、重要文化財の蔵をリノベーションした部屋を含めいくつか部屋があり、子どもが秘密基地のようだと喜んでいる姿をみられたのも良かったです。また、20時頃に床に就く父と一緒でも、部屋を変えればお互いの生活リズムを乱すことなく過ごせ、3世代が各々快適に過ごすことができたのも一棟貸しならでは。現地へは自宅から車で直接アクセスしたため、移動の際も他者との接触を避けることができたのも両親と子どもを連れての旅行での安心ポイントでもありました。
夏休みを含む行楽シーズンに向けて家族旅行を計画される方には、密回避できる「一棟貸し」はぜひおすすめしたい宿泊形態です。調べてみると人気のある一棟貸し施設などは、夏休みの週末やお盆を中心にすでに埋まっている場合もあるので、気になる方は早めのアクションをおすすめします。
Shino Tanaka:
温泉入浴指導員の資格あり。ライフワークは異文化交流。
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