久々の夜行バス利用で改めて感じたメリット
以前は節約のためよく利用していた夜行バス。年齢を重ねるにつれ、多少お金がかかっても新幹線や飛行機を優先するように。そしていつの間にか夜行バスは私の旅の選択肢から外れていたのですが、先日、実に数年ぶりに夜行バスで0泊3日の弾丸旅を強行しました。若い頃とは体力的な面で違いこそあれ、改めて感じた夜行バスのメリット。安さと時間を有効活用できる点においてはやはり最強です。
■お財布に優しい、UPグレードシートでも新幹線の1/3
新潟~東京間の夜行バスを利用したのですが、久々ということもありその破格値に改めてびっくり。奮発をして個室カーテン&フットレスト付きの3列シートへUPグレードしましたが、それでも片道3千円台。新幹線のほぼ1/3の価格です。コロナ禍で節約もしたいけれど旅もお得にしたいという私にはぴったりな選択で、原点回帰というより、新たな旅の選択肢の発見に繋がりました。
■寝ている間に移動、現地時間を最大限に活用できる
現地時間の有効活用ができることも夜行バスのメリット。とはいえ、昔と同じように丸1日活動するのには無理があることはわかっていたので、今回の旅では朝はカフェでゆったりモーニングをいただき、日中~夜は所用をこなし、深夜の出発前まではマッサージ店でリラックスというように、年齢相応な現地での過ごし方を試みました。そうすることで、0泊3日旅も、後々体調を崩すことなく切り抜けられました。
緊急事態宣言明けすぐであったからか、バスタ新宿も鍛冶橋駐車場も混み合っておらず快適で、さらに鍛冶橋駐車場は数年前にはなかった待合室や電光掲示板での案内などがあり、利便性が増していることにも感動しました。多少の疲れを差し引いても、メリットを感じる夜行バス旅にはまりつつある今日この頃です。
Shino Tanaka:
温泉入浴指導員の資格あり。ライフワークは異文化交流。
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