「県民割」貸切り宿泊体験 夏休みの家族旅行のヒントに
夏休みに、家族やグループ、大人数でもストレスなく快適に過ごすことができる“貸切り”スタイルの旅はいかがですか。小学校低学年と幼稚園児のいる我が家では、周りに迷惑をかけず、最大限にのびのびできる旅行スタイルを常日頃探しており、その一つの答えとして“貸切り”スタイルに辿り着きました。今回「県民割」を利用して家族でゲストハウス「貸切り」の宿泊をして参りましたので、旅の想い出とともに“貸切り”スタイルで感じたメリットをお伝えしたいと思います。夏休みの計画はまだこれからという方への旅のヒントとなりましたら幸いです。
■“超マイクロツーリズム”、自宅10分ゲストハウスを貸切り
長距離移動を避け3密回避しながら、地域の魅力を再発見しようという“マイクロツーリズム”。移動による子どものストレスも軽減できるので、私の最近のお気に入りの旅のスタイルです。今回は新潟の自宅から車約10分の猫と遊べる宿『ゲストハウスORIORI』へ行って参りました。普段はさまざまなゲストが宿泊をし交流を愉しむゲストハウスですが、小学生以下の子どもがいる場合は貸切りでの利用が必要とのことより、たまたま空いていた週末を狙って予約。広々とした完全プライベートな空間を愉しんで参りました。
■ 2匹の猫がお出迎え、写真撮影や“チュールタイム”体験も
じつはこの宿、可愛い2匹の看板猫がいて、触れ合いができることも魅力。宿のオーナーにうかがったところ、猫会いたさに全国から宿泊者が訪れているそうです。宿泊者の希望があれば、立派な髭が特徴で猫カレンダーの表紙になったこともある「ルネ」と、抱っこしてもじっとしていてくれる白いふさふさの毛が可愛い「ハク」が部屋まで遊びにきてくれます。一緒に写真を撮ったり、抱っこしたり、おやつをあげる“チュールタイム”を体験させてもらったり。オーナーのご厚意でチェックイン日とチェックアウト日、両日ともに猫と触れ合える時間をもうけていただき、ペットを飼っていない我が家にとっては、猫とのふれ合い自体がエンターテインメントで、子どもが喜ぶ姿をみて、親としても幸せな気分になった次第です。
■「貸切り」でプライベートを確保、家族旅行におすすめ
リビングやフルキッチン、トイレや洗面台、シャワー、ベッドスペースを含むワンフロアの貸切り旅は、子ども連れとなる我が家の旅行にはメリットしかなかったです。猫とのふれ合いタイム以外は、プライベートが確保できたため、子どもも大人もマスクを外して過ごすことができ、広々としたワンフロアを子どもが猫アイテム探しで多少はしゃいだとしても、周りを気にすることなく、また宿の裏には畑、その向こうは海という静かな環境で、とにかく家族でのびのびと寛ぐことができました。今回は行けませんでしたが、ゲストハウスから日本海まで徒歩約15分でアクセスが可能なので、時間のある方は海のお散歩もおすすめです。
■県民割で宿泊費が割引に、地域クーポンで近隣グルメも
6月の宿泊であったため、新潟県民割を使え、旅費を大幅にセーブできたことも有難かったです。今回は子ども添い寝ではなく、子どももベッド1台を確保。本来であれば家族で貸切り料金を含め合計25,000円かかるところ、県民割の適用で約半額の12,600円が支払い金額になり、さらに地域クーポン2000円×4名分＝8000円分もゲット。クーポンを利用して、我が家では特別な時にしか行かない少し高めのお寿司屋さんで贅沢ディナーを愉しみました。
7/8現在、新潟の県民割は7/14で終了となっています。7/15以降の継続も検討されているようなので、延長された際にはお得に旅行ができるせっかくの機会に、また家族で出かけたいと思っています。『ゲストハウスORIORI』の宿泊料金は宿泊日や宿泊スタイルによっても異なるので、宿泊をご希望の際はウェブサイトをご覧ください。
以上、宿泊体験記をお読みいただきありがとうございました。トラベルズーでは、家族やグループでプライベート重視の旅を満喫できる1棟貸しプランや非接触型宿泊施設のプランなども紹介していますので、夏の旅行を検討されている方はぜひチェックしてみてください。
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Shino Tanaka:
温泉入浴指導員の資格あり。ライフワークは異文化交流。
※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。