旅のプロ本気の旅先wishリストを公開します

2020/04/15

旅行に行きたくても行けないとき、その鬱憤をどうやって晴らしていますか?私は、行きたい場所を書き出して「ここに行ったらあれをして、これもしたい!●歳までには行きたいなあ」と、ひたすら夢の旅行を妄想して旅先wishリストを増やしています。でも、だんだん1人で妄想するのもちょっと寂しくなってきたので、同僚にも各々の夢の旅行はどんなかを聞いてみました!毎週いくつもの旅行プランをリサーチし多くの旅行情報に触れているトラベルズー編集部員の渾身の旅先wishリスト、大公開です。


ペルー・マチュピチュ

1500年頃にインカの人々が去ってから約400年もの間、誰の目に触れることもなく眠り続けた古代都市・マチュピチュ。誰しも一度はこの写真を目にしたことがあるはず。でも、実際に訪れたことがある人は少数派ではないでしょうか?

日本からペルーまでは直行便はなく、マチュピチュにいくにはペルー国内での移動も含め最低2回の乗継が必要となり、総移動時間は約30時間にも及びます。旅費も高く、現地でも高山病の心配があったりと、お金と時間、そして体力に余裕がなければなかなか行くことができません。だからこそ「一生に一度は行きたい!」と願ってやまない場所でもあります。マチュピチュを夢の旅先として挙げた編集部員・Hは「あの幻想的な風景を自分の目で見て、空気の薄さや雰囲気を感じたい」と話していました。


インドネシア・コモド島

「コモドドラゴン」という名前に聞き覚えがある人もいるのではないでしょうか? 体長最大3mを超えるオオトカゲの一種で“恐竜の生き残り”とも言われおり、イモトアヤコさんが徒競走を繰り広げた相手。

コモド島を挙げた編集部員・Aも「コモドドラゴンに会いたい~!」と言っていました。このコモドドラゴンが生息するのが、インドネシア・バリ島から約1時間半ほどの距離にあるコモド島。「コモド諸島」は、空港があるフローレス島を玄関口として周辺に島が点在しており、コモド島はそのなかの1つです。
コモドドラゴンと聞くと荒野のイメージが浮かびますが、コモド諸島は“最後の秘境”とも呼ばれるリゾート地。サンゴ礁に囲まれたダイビングスポットや幻想的なピンクビーチなど、手付かずの美しい自然が広がっています。バリ島からすぐアクセスできるので、ほかのアジアリゾート同様5日間程度で十分満喫できるため、比較的行きやすいのも大きいポイントです。


エーゲ海クルーズ

“上級階級の旅行”なイメージのあるクルーズと、世界各地のリゾート地のなかでもセレブなイメージのあるエーゲ海、この組み合わせはまさに夢!優雅な船旅を送りながら、青い海と白壁のコントラストが美しいサントリーニ島や、“エーゲ海の真珠”と呼ばれるミコノス島の景色や観光も楽しめる夢のような毎日が過ごせます。
この旅を挙げた編集部員・Kはクルーズ経験者。「陸路での移動では時間がかかる行程でもクルーズなら簡単だし、移動中に食事もエンタメも楽しめるのがクルーズの良さ。その上、船上からエーゲ海の絶景を眺められるなんて!」と話してくれました。Kの話にもある通り、クルーズは船内での食事やショーなどのエンターテインメントが全て含まれており(一部有料施設もあり)、旅中にいちいちパッキングする必要なしという、ラクチンな旅のスタイルです。こんな夢の旅、誰か連れて行ってくれないかな…。


北海道・知床

冬の知床名物といえば流氷クルーズ。 流氷は、世界的にもごく限られた地域でしか見ることができませんが、知床半島付近はなんと世界最南端の流氷接岸地!貴重な経験となること間違いなしです。海面の氷をガンガン割りながら進んでいくクルーズ。「いったいどんな感覚?振動するのかな!?」と、知床を夢の旅先として挙げた編集部員・Sも想像を膨らませていました。
北海道沖のオホーツク海の流氷のピークは、2月中旬~3月上旬。もちろん、寒さがかなり厳しいシーズンですが、知床には良質な温泉もたくさん。壮大なオホーツク海を眺めながら源泉100%の湯を愉しめる温泉もあり、流氷クルーズで冷えた身体を心ゆくまで温めることができます。来年の冬こそ、夢を叶えるとき…!?


インド・ブッダガヤ

インドと言えば「行けば人生観が変わる」と言われ、あのスティーブ・ジョブズもインドの旅から大きな影響を受けたそう。そんなインドのなかでも、釈迦が悟りを開いたブッダガヤは仏教の聖地です。ブッダが瞑想をしたとされる寺院や修行をした山など神聖な場所や、牛と人が行きかう“カオス”な街中など、日本では体験できないようなことだらけ。

ここを挙げた編集部員・Kは、実は1度添乗員としてブッダガヤを訪れたことがあり、人生観が変わったそう。1度訪れたことがあっても「もう一度行きたい…!」と言わしめるブッダガヤには、それだけの魅力があるということ。交通も不便で、衛生面もお世辞にも奇麗とはいえませんが、世界の偉人をも魅了するこの地は、“人生のなかでいつか行くべき場所”と言えるのではないでしょうか。


エジプト

ここは私がいつか行きたい場所。プランも多く比較的メジャーな場所ですが、私が狙うのは“年に2日しかない奇跡の日”。毎年2月22日と10月22日に、アブシンベル神殿のなかに真っ直ぐ朝日が差し込み、最も奥まった至聖所の神々の像を照らす“ラムセスデイ”です。至聖所のなかにある4体の神像のうち3体には光が当たり、闇の神プタハには光が当たらないように建設されているといいます。これが紀元前1250年頃に造られたというから驚き…。ロマンがあふれてます。

首都・カイロまでは直行便が運航。パッケージツアー派でもフリーも添乗員同行もどちらも充実しており、距離の割にはアクセスしやすいので夢が叶う日も近いかもしれません。


宇宙

最後はここ。人類にとって究極の夢の旅先ともいえるのが、宇宙ではないでしょうか。ZOZOTOWN創業者の前澤友作氏が月旅行の計画を表明してから早2年。2023年実施予定で現在も動いているようで、いよいよ民間人の宇宙旅行が現実味を帯びてきました。とはいえ、どうやって行くのかもよく分からないし、半信半疑な気持ちがあるのも正直なところ…。そこで、宇宙旅行について少し調べてみると意外にも種類が多く、ざっくりとした違いとしては、宇宙に滞在する時間のよう。例えば、無重力体験時間は約4分、往復で約2時間程度としているものから、宇宙ホテルに12泊するものまで!トラベルズーでは過去、この宇宙ホテル『オーロラ ステーション』をご紹介したこともありました。
遠いようで実は近いところまで来ている!?宇宙旅行、旅先wishリストに加えてみてはいかがでしょうか。


編集部員に夢の旅行を聞いたところ、バラエティー豊かな旅先が集まりました。皆さんが行ってみたい場所はありましたか?私は、どこも「ああそうだ!そこ私も行きたかったんだよな~」という場所ばかりで、wishリストがさらに増えてしまいました…!今回挙がったのは、交通の便が悪かったり、体験できる時期が限られているものが多く、だからこそ「いつか行きたい!」を夢見てやまないのかもしれないですね。

実際に旅行ができないときでも、旅の妄想をするのは自由!皆さんも旅先wishリストを増やしながら、旅行できる日を夢見てワクワクしてみてください。


Yui Odagiri:
元ハワイ担当の業界通で唯一の20代。趣味は、音楽(ブルーノマーズ)、ディズニーのぬいぐるみに囲まれて寝る事。


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。

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