次の京都は祇園に泊まるべき3つの理由
ここ数年ホテル開業ラッシュに沸く京都には多くのホテルが点在。また、観光スポットも多く広いエリアに分散しているので、どこに泊まればよいか迷ってしまうことはありませんか?
大きな荷物を持って新幹線でやってくる場合は京都駅周辺、はたまた利便性よりも静かな滞在を望む場合は郊外、など用途に合わせて様々な選び方がありますが、今回トラベルズーがおすすめするのは祇園エリアでの滞在。“祇園”と聞くとちょっと敷居の高いイメージを持つ人もいるかもしれませんが、おすすめする3つの理由があります。
理由①古都の風情を感じる街並み
おすすめする理由の1つ目は、やはりその雰囲気。舞妓さんのいる花街は風情たっぷり。京都には5つの花街がありますが、なかでも祇園甲部「花見小路」は情緒あるお茶屋の家並みが続き、京都最大の花街とされています。場所は四条通りから「建仁寺」へ向かう道にあります。
ほかにも「祇園東」「先斗町」と、5つの花街のうち半数以上が祇園エリア周辺にあるため、それぞれの雰囲気の違いを比べてみるのもおすすめです。
理由②充実の周辺観光スポット
先ほど挙げた花街をはじめ、日本三大祭の1つ「祇園祭」が行われる「八坂神社」や、桜の名所としても知られる「円山公園」、日本最古の歴史を持つ劇場「南座」など、有名な観光スポットが充実。
また、祇園情緒をたっぷり感じられる「祇園白川」や「祇園新橋」もおすすめです。鴨川も近いので、特に夏は納涼床(川床)でのんびりとした時間を過ごしてみては?さらに、京都といえば外せない「清水寺」も、「八坂神社」から徒歩20分程度なので散策しながら足を運ぶこともできます。
理由③グルメもしっかり楽しめる
充実しているのは観光スポットだけではありません。花街の1つである「先斗町」には、茶屋だけでなく隠れ家風レストランやバーもたくさん。和食にイタリアン、焼き肉などレストランの種類も豊富で、落ち着いた雰囲気のなかで美食を堪能できます。
また、鴨川を越えた少し先にある「錦市場」は、“京の台所”と呼ばれる390mも続く商店街。お惣菜やスイーツなどの食べ歩きが楽しめます。
京都の滞在先に迷ったら祇園エリアを選んでみては?
また、昼と夜で違う雰囲気を見せる祇園の街並みを気軽に体験できるのも、祇園に泊まる魅力の1つ。“これぞ京都”というような情緒あふれる雰囲気を感じつつ、観光スポットもグルメも充実している祇園エリアで、便利な京都滞在を送ってみてはいかがでしょうか?
Yui Odagiri:
元ハワイ担当の業界通で編集部唯一の20代。趣味は、音楽鑑賞とディズニー。ブルーノマーズとミッキーを求めて海外に飛ぶことも。
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