SNSユーザー以外にも“インスタ映え”スポットをおすすめしたいワケ

2020/12/24

今も昔も、写真は旅行のきっかけや旅先のヒントを与えてくれるもの。駅に貼られたJRのポスターや街中の広告きっかけに「この景色を見てみたい」と旅に出かけた経験がある人もいるのではないでしょうか。インターネットやSNSが盛んになった最近では、“インスタ映え”という言葉も生まれ、旅行でもSNSで“映える”スポットが注目を集めることも。今はまだ“インスタ映え”はあまり縁のない世界に感じている人にも、ぜひこれから旅のヒント探しに“映え”を活用してほしい理由があります。

  1. リアルタイムで情報が出回るSNSなら、最新スポットやガイドブックには載っていない場所を知れるから
  2. 美術館や歴史的な名所なら、学びプラス“映える”景色で一石二鳥になるから
  3. レンズ越しで“映える”場所は映画などのロケ地に使われることも多く、非日常的な気分になれるから

この3つに当てはまるような“インスタ映え”スポットを6か所ご紹介。

■海外旅行気分が味わえる“映えスポット”

#モアイ像 にサンメッセ日南で出逢う

地球のほぼ裏側、チリのイースター島にあるモアイ像を、日本で見るなら宮崎県へ。「なぜ宮崎に?」と思う人もいるかもしれませんが、実はこれ、イースター島のモアイ像修復に携わった日本人との縁で、世界で初めてイースター島の長老会から正式な許可を受け、学術的な精密さをもって再現されたもの。本場で認められたモアイ像をカメラに収めることができるうえ、日本とチリの繋がりや歴史、地球のパワーを知ることができるスポットです。

#台湾旅行気分 を味わえる #聖天宮 は埼玉県にあり

まるで台湾、いやどうみても台湾のお寺のようなこの建物、実は埼玉県坂戸市にあるもの。聖天宮は台湾・中国の道教のお宮なので、悠久の宮殿を思わせるような風貌をしています。道教のお宮とはいえ、誰でも自由に拝観可能。この写真を人に見せればびっくりされること間違いなし。

#英国生まれの #ロックハート城 でプリンセス気分

中世ヨーロッパを思わせるような佇まいの古城。これは、1829年に英国スコットランドで建てられたロックハート家のもので、1993年に群馬県吾妻郡にて移築・復元された本物のお城なんです。ロックハート家の歴史は、14世紀・十字軍の戦いで王の心臓を鍵をかけた小箱に入れたこと=“ロックハート”から由来しているそう。お城の背景まで知ると、実際に訪れたときに写真に収めるだけではなく、感慨深い気持ちになりそうですね。

■芸術に触れる&歴史を学ぶ“映えスポット”

#宮沢賢治童話村 で童話の世界 に入り込む

岩手県花巻市にある宮沢賢治童話村では、宮沢賢治の人となりや童話の代表作を学んだり、アートな展示物や「注文の多い料理店」に登場する料理店「山猫軒」がある施設。ここでぜひ体験してほしいのが夜のライトアップ。毎年夏~秋ごろに開催されており、期間限定というのもレア度高めの“映えスポット”です。

#海に浮かぶ要塞 と呼ばれる #猿島 の歴史遺産エリア

猿島は東京湾に浮かぶ唯一の無人島で、神奈川県・横須賀市に位置。この島の歴史は幕末からスタート。江戸幕府が黒船から日本を守るために、ここに大砲の台場を造ったことからはじまり、第二次世界大戦の終戦まで要塞として使用されていました。横須賀の三笠ターミナルからフェリーで約10分の距離で、まるで映画の世界に入り込んだような雰囲気が漂う歴史的スポットを訪れることができます。

70年かけて掘られた巨大空間が地下に広がる #大谷資料館

栃木県宇都宮市にある大谷資料館は、大谷石の採掘場跡。採掘の歴史を伝えるとともに、ライトアップされる石でできた巨大空間が幻想的な雰囲気を作り出し、人気を集めています。1919年からおこなわれた採掘作業や、戦時中は秘密の工場として使用されたこと、そして現在では多くの映画・MVなどでロケ地として使用されている歴史を学ぶことができます。

■SNSで次の旅のヒントが見つかるかも

TwitterやInstagramで旅先の写真を投稿している旅行会社も多いのでまずはそこからチェックするも良し、ハッシュタグを使ってお気に入りの“映えスポット”を探すも良し、旅行のヒント探しにSNSの手を借りてみてはいかがでしょうか。


Yui Odagiri:
元旅行会社ハワイ担当の業界通。趣味は、音楽鑑賞とディズニー。ブルーノマーズとミッキーを求めて海外に飛ぶことも。


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。

関連情報 もっと見る

人気のページ