発祥の国はイ○○○だった!?海外グランピング事情を探る

2021/08/12

準備や後片付けの手間なくキャンプ体験ができる「グランピング」。近年急速に認知度を高め、特に旅好きにとっては耳馴染みのあるワードとなっていますが、日本で「グランピング」が一般的に認知され始めたのは、星野リゾートのグランピング施設『星のや富士』がオープンした2015年頃と言われています。では、海外に目を向けると、そのルーツは100年前とも数千年前!?とも言われており、ダイナミックな自然を感じられる施設が世界各国にある模様。なんとも興味深そうな海外グランピング事情を探っていきましょう。

グランピングのルーツと発祥

「グランピング」というワードが発祥したのは2005年頃のイギリスと言われており、この発祥の地にはロンドン郊外を中心に250を超えるグランピングスポットが展開されています。しかし、「グランピング」のルーツはそれよりももっと昔。諸説ありますが、1つは数千年の歴史を持つとされているモンゴルの移動式住居・ゲル。また、1900年代のヨーロッパという説もあり、富裕層の人々がアフリカなどでおこなった豪華な「サファリキャンプ」が起源とも言われています。

海に渓谷、ジャングルまで進出する海外のグランピング施設

続いて海外のグランピング施設を調べてみると、場所も形も個性派揃い。例えば、海派にはビーチ沿いのグランピング施設はいかがでしょうか。こちらはバリ島にある『バブル ホテル バリ ニャン ニャン』。透明のバブルテントと青い海は写真映え間違いなしでしょう。

また、日本人にとって親しみやすいハワイにもグランピング施設が近年オープン。ハワイ島の『ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート』では、宿泊はできないもののテントでBBQやアウトドア体験ができるグランピング専用エリアが2019年にオープン。JAL便利用かつ同ホテル滞在者限定で、貴重な体験ができます。

Bubble Hotel Bali Nyang Nyang

壮大な景色とラグジュアリーな空間を楽しみたいなら、本記事のメイン画像になっている『バレー・ビューズ・グランピング』。ニュージーランド・ワイタキバレーの絶景と、ドーム型テントでの優雅なグランピングが楽しめます。

「もっと冒険したい!」という人には、ジャングルやサファリでのグランピングもあり。ペルーの『ツリーハウス ロッジ』はアマゾンのジャングルのなかにあり、緑と野生動物に囲まれたこれまでにない経験がができるのではないでしょうか。

Tree House Lodge

このように、びっくりするほど大自然のなかだったり、あるいは贅を尽くしたようなグランピング施設が世界各国にあることがわかりました。まずは気軽に足を運べる日本でグランピングを体験し、海外渡航が自由にできるようになったら次は海外グランピングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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Yui Odagiri:
元旅行会社ハワイ担当の業界通。趣味は、音楽鑑賞とディズニー。ブルーノマーズとミッキーを求めて海外に飛ぶことも。


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