両国・蔵前で楽しむ最新スポットぶらり旅 体験記

『両国湯屋 江戸遊』店内 トラベルズー編集部撮影
『両国湯屋 江戸遊』店内 トラベルズー編集部撮影
2022/10/17

皆さんは「両国」「蔵前」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?「江戸の街」「下町」など、歴史や伝統と言ったイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?実はこのエリア、新しいお店や個性的なお店が沢山あり、訪れる度に新たな発見がある素敵な街なんです。私が気になっていたお店を回ってきたので、都内のお出かけを検討の際は参考にしてみてください。


■江戸を表現する温浴施設「両国湯屋 江戸遊」

「都内からアクセスが良く、仕事もできて、一日いても楽しめるスーパー銭湯はないかな…」と探していたところ、見つけました。

2019年6月にリニューアルオープンした大人仕様の贅沢スーパー銭湯「両国湯屋 江戸遊」。入館料2,970円で「6つのお風呂」と「3つのサウナ」、「3つの岩盤浴」と、温浴施設としても充実。一般的な温浴施設の場合、岩盤浴を使用したい場合は別料金が発生することが大半のため、岩盤浴も含めてこの金額はかなりお得です。

施設内にある「湯Work」と言うワークスペースにも注目を。デザイン性と機能性を兼ね備えているところが素晴らしいのです。湯船の形そのままにテーブル席が作られていたり、サウナとして利用されていた部屋を明るい会議室にしていたりと、温浴施設ならではの特徴はそのままに快適に仕事ができる環境が整えられているのは「お見事」の一言。一番衝撃的だったのは、「ミストシャワー」と書かれた個人スペース!思わずボタンを押すとどこからかシャワーが出てくるのではと勘違いしてしまいそうでした。

左上から時計回りに中央作業スペース、ミストシャワーと書かれている個人スペース、湯Work入口、会議室 トラベルズー編集部撮影

サウナやお風呂を楽しんだあとにランチを頂くことにしたのですが、温浴施設とは思えないほどメニューが豊富。スーパー銭湯での食事となると定番メニューに落ち着きがちなところ、魅力的なメニューが多くどれにしようか迷ってしまうほどでした。今回選んだのは、「彩りセット金」。牛カルビ丼と蕎麦がメインのセットで、ボリュームも十分なのでサウナに入ったあとにぴったりな最高の一品でした。

彩りセット金 1,320円(税込) トラベルズー編集部撮影

両国駅から徒歩5分とアクセス抜群で、ワークスペースとしてもスーパー銭湯としても利用できるのは貴重な存在だと感じました。個人的にはサウナが苦手でも岩盤浴が楽しめたり、施設自体がとてもおしゃれなので、特に女性にもおすすめです。

■個性的なお店ばかりの両国・蔵前を散歩してみた

両国探訪を決めたとき、実は一番気になっていたのが「MERIKOTI(メリコティ)」。「両国湯屋 江戸遊」から徒歩2分と近いので、一緒に回ることも可能です。こちらは「布ぞうりと指割れ靴下専門店」と、とても珍しいお店です。店名は、メリヤスの「MERI」とフィンランド語で「ふるさと」をあらわす「KOTI」に由来していて、メリヤスと呼ばれる機械編みに気軽に接することができるのが特徴です。特に人気があるのは、布ぞうり。職人の技術力とトレンドが取り入れられており、“ぞうり”という古いイメージを払拭する履物が並んでいました。

MERIKOTI 商品一覧 トラベルズー編集部撮影

個人的注目ポイントは、子供用サイズを16cmから展開している所。もうすぐ2歳になる息子がいるのですが、指先の感覚も養えるので特に小さな子供におすすめで、息子の足のサイズが16cmになったら是非とも買ってあげたいなと思います。またプレゼントやお土産にもぴったりで、日本が好きな海外旅行者はきっと喜んでくれそうですね。

続いて訪れたのが、職人の街蔵前の超有名店「カキモリ」。 書くきっかけを作る文具店として2010年東京 蔵前にオープンした文具店です(蔵前が好きな人で知らない人はいない!…と個人的に勝手に思っています)。私がとても好きなのが、「たのしく、書く人。」という「カキモリ」のコンセプト。お客さんに合わせた道具の仕立てを通して、書くことのたのしさや豊かさを伝える活動を行っており、以前私もワークショップにも参加させて頂きました。こちらのお店の“推しポイント”は「世界に一冊だけのノート」が作れること。ノートのサイズや表紙、裏表紙を選べるだけでなく、中紙やノートのリングの色や留め具までも自由に選ぶことができるので、友達やパートナーと一緒に作るのもおすすめです。

カキモリ 店内イメージ トラベルズー編集部撮影

両国や蔵前の私が好きなところは、伝統とトレンドがうまくミックスされていること。常に最先端で個性的なお店と出会える一方、伝統を生かしたモノづくりや体験を提供しており、一朝一夕では真似できない“街の在り方”が両国と蔵前の“らしさ”なのかなと思います。足を運ぶだけで新たな出会いや学びがある街なので、思わず定期的に訪れてしまいます。今後もどんどんあらゆる街に出かけていくので、お楽しみにしていてください!


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Yoichi Taguchi:
福岡と軽井沢を愛する東京の下町出身の一児のパパ。自転車で東京~名古屋、ヒッチハイクで日本最北端の宗谷岬と本土最南端の佐多岬に行った経験あり。バックパッカー時代を含め世界約20か国を巡るほどの海外旅行好き。半分趣味で週末に訪日外国人に地元の飲食店を紹介するローカルツアーガイド経験もあり、プライベートで外国人の友達と定期的に飲みに行く等定期的な国際交流は習慣。グルメ旅、サウナ旅、JALのどこかにマイル、理想のコワーキング巡り等好奇心が爆発しそうな今日この頃。今一番興味があるのはアート旅で、最近面白かったのは21_21 DESIGN SIGHTが開催していた「ルール展」。


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