住みたい街ランキングの常連「池袋」地元民が教える最新スポット

RACINES FARM TO PARK (ラシーヌ ファーム トゥー パーク)店内 トラベルズー編集部撮影
RACINES FARM TO PARK (ラシーヌ ファーム トゥー パーク)店内 トラベルズー編集部撮影
2022/11/21

実家から自転車で15分と小さい頃から良く遊びに行っていた池袋。学生時代に買い物、映画、グルメと全ての遊びを教えてもらった私にとって特別な街。そんな池袋は近年多種多様な新スポットが続々登場しており、街の発展をひしひしと感じます。池袋を愛してやまない私が、独自の視点でお伝えします。


■池袋がファミリーに優しい街へと大変貌。芝生を見ながら至極のモーニングを!

不動産情報のライフルホームズによる『借りて住みたい街ランキング(首都圏版)』において、池袋は2020年まで何と4年連続第1位!残念ながら2022年の最新ランキングでは、12位になりましたがコロナ禍で密になりやすい都心が敬遠されるようになったためでありまだまだ根強い人気を誇る池袋。私が子供の頃までは「遊ぶ街」のイメージが強く、「住む街」の印象はなかったので年配の方を中心に驚いている方は沢山いるはずなので、今回は3つのスポットに絞って紹介していきます。

個人的に嬉しいのは、緑や公園が増えてファミリー層がゆっくりできる場所が増えたこと。緑地の少なさが課題でしたが、緑を増やす「グリーンとしま」再生プロジェクトが区で推進され、もうすぐ2歳になる息子がいる私にとってすごく有難いなと思っています。

そのなかでも特におすすめの公園は「南池袋公園」。2016年に全面リニューアルされ広々とした芝生広場とカフェレストラン「RACINES FARM TO PARK (ラシーヌ ファーム トゥー パーク)」がオープン。本店である「RACINES Boulangerie&Bistro」は大人が楽しめるビストロとして有名で池袋の穴場と言われる「東通り」にあります。東通りといえば、個性的なお店やグルメ好きが集まる知る人ぞ知る商店街で、大人への憧れが強かった私が学生の頃、10年ほど前に友人と何度か足を運んでいました。南池袋公園の店舗は平日と休日でメニューが変わり、8時からモーニングもやっているので晴れた日に芝生を見ながら優雅なひと時を過ごすのがおすすめです。

「RACINES FARM TO PARK (ラシーヌ ファーム トゥー パーク)」 トラベルズー編集部撮影

■“サウナ界のディズニーランド” こだわり抜かれた最高のサウナ体験を池袋で!

実は池袋はサウナーの間でも注目度抜群の街なんです。温浴コンサルタントの「サウナ王」が監修した、“サウナ界のディズニーランド”と言われる「サウナ&ホテルかるまる」があり、男性サウナー必訪の人気実力共に最高峰の施設です。残念ながら男性専用施設にはなるのですが、定期的にレディースデーもやっているので、女性も体験できるチャンスがあります!

館内には4つのサウナ室や4つの水風呂があり、最も特徴的なのは、「グルシン」と呼ばれる水温一桁台の水風呂。水風呂の名称が「サンダートルネード」と呼ばれ、平均1分半~2分水風呂に浸かるサウナ大好きの私でも15秒程度しか入れないほどの冷たさですが、冒険心の強い方はせひともチャレンジしてみてください!館内にはコワーキングスペースや休憩スペースがあるだけでなく、多種多様な漫画や“サ飯”も充実しており宿泊も可能で、何の気兼ねもなく籠れる施設。リモートワーカーや漫喫好きには特におすすめです。

左上から時計回りに、漫画スペース、お食事処カウンター席、コワーキングスペース、信玄鶏の塩麴唐揚げ定食、/ サウナ&ホテル かるまる トラベルズー編集部撮影

■池袋のカルチャーを知りたい人必見!映画館で極上の音響体験

昔の池袋を知る人達からすると、一番変わったと感じるのが「Hareza(ハレザ)池袋」。ハレザ池袋は、豊島区庁舎跡地および豊島公会堂跡地に豊島区が掲げる「国際アート・カルチャー都市」のシンボルプロジェクトとして建てられた、オフィス、飲食店、劇場、区民センター、中池袋公園から成る大規模複合エリアでとても個性的に大変貌。

中核となるのは歌舞伎、アニメ、コンサート、シネコン、VRライブなどを楽しめる8つの劇場で、池袋発の多様な文化を発信する拠点と言えます。池袋らしさを残しつつここまで変われるのは、地元民としてもお見事の一言。気になる方はぜひ足を運んでみてください!そのなかでも私が特に気になっているのは、「TOHOシネマズ」。フラッグシップシアターである日比谷にあり、好評を博している「プレミアムシアター」を2つのスクリーンに導入。スクリーン、サウンド、シートがいずれも極上のプレミアムシアターを2ホール完備し、そのうちの1つは、日本初の立体音響システム「Dolby Atmos」のカスタムスピーカーを採用している。Dolby Atmosを使用することで、スピーカー毎に自在に音を配置、移動できるらしく、特に重低音に違いが出るようなので、ミュージカル系の映画を見る時に挑戦してみたいなと思います。

左上から時計回りに、未来型ライブ劇場「harevutai」、TOHOシネマズ 池袋、animate cafe 、豊島区民センター/トラベルズー編集部撮影

懐かしの地や思い出の場所に久しぶりに足を運ぶと街並みが変わっていたり、新たな気付きがあったりとても魅力的。街を深く知ろうとするとその土地でしか味わえない体験が意外とたくさんあるので、これからも懐かしの街巡りをどんどんしていきたいなと思います。


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Yoichi Taguchi:
福岡と軽井沢を愛する東京の下町出身の一児のパパ。自転車で東京~名古屋、ヒッチハイクで日本最北端の宗谷岬と本土最南端の佐多岬に行った経験あり。バックパッカー時代を含め世界約20か国を巡るほどの海外旅行好き。半分趣味で週末に訪日外国人に地元の飲食店を紹介するローカルツアーガイド経験もあり、プライベートで外国人の友達と定期的に飲みに行く等国際交流は習慣。グルメ旅、サウナ旅、JALのどこかにマイル、理想のコワーキング巡り等好奇心が爆発しそうな今日この頃。今一番興味があるのはアート旅で、最近面白かったのは21_21 DESIGN SIGHTが開催していた「ルール展」。


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