アメリカ西海岸で最も人口の多い都市・ロサンゼルス。日本からのフライト時間は約10~13時間(利用空港により異なる)、直行便も就航しています。4~10月の乾季をはじめ年間を通してほとんど雨が降らず、平均最高気温23度と温暖で過ごしやすい気候が魅力。中心部ダウンタウン、ビーチが有名なサンタモニカ、映画産業をリードするハリウッド、高級住宅街が広がるビバリーヒルズ、ディズニーランドが位置する郊外のアナハイムなど、特色のあるエリアに分かれています。ハリウッドに代表されるエンターテインメント、ビーチ、大型百貨店からセレクトショップまで揃うショッピング、スポーツ観戦、グルメなどを楽しめる“ハイブリッドリゾート”です。
ダウンタウンから約20分ほどで行けるユニバーサル・スタジオ・ハリウッド、車で約1時間半程度のディズニーリゾートなど、本場のテーマパークが揃い日本より短い待ち時間で楽しめるとの声も。ハリウッドでは映画に登場したスポット巡りや、ワーナー・ブラザーズ・スタジオやアカデミー賞の受賞式が行われるドルビーシアターの内部見学も可能。また、美術館も活況。約13万点もの美術品を有し西海岸最大級といわれる「LACMA」、富豪が設立した「ザ・ブロード」「ゲティセンター」など入場無料の美術館ほか、近年では“ミュージアムラッシュ”とも言われるほど美術館が次々と誕生し注目を集めています。今年は「アカデミー映画博物館」も開館予定。
開業から50年以上地元の人で常に満員の老舗レストラン「ザ・サンフランシスカン」、古き良きLAの面影を残す店内でアメリカで生産される牛肉のうちわずか2%のみが認められる最高品質のUSDAプライムにこだわる「アロヨ・チョップ・ハウス」など、ステーキハウスが充実。一方その地理から“シーフードパラダイス”と評され、ロブスターや生牡蠣など海の幸も満載。また、注目を集めているのがクラフトビール。ロサンゼルス産「329 LAGER」やアナハイム産「Tattered Prince」などが現地の味です。テイスティングルーム併設のブルワリーや、クラフトビールを集めたバーやレストランで楽しめます。
アメリカンフットボール、バスケットボール、野球、アイスホッケーと、アメリカ4大プロスポーツすべてにロサンゼルスを本拠地とするチームがあります。それぞれレギュラーシーズンが異なるため、年間を通してスポーツ観戦を楽しむことができます。メジャーリーグでは現在、ロサンゼルス・エンゼルスに大谷翔平選手、ロサンゼルス・ドジャースに前田健太選手が在籍中。たとえばエンゼルスタジアムまではダウンタウンから車で1時間前後でアクセスできます。アメリカでも人気のスポーツのため、日程や対戦カード、座席によって観戦チケットは争奪線になることも。スポーツ観戦を旅行に組み込む場合は早めの手配が吉。
ロサンゼルスまで直行便で行けることから、ロサンゼルス経由なら西海岸の各地へのアクセスもワンストップ。世界有数の本格エンターテインメントショーやカジノが揃うラスベガスまで直行便でわずか1時間10分ほど、ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズなどの名所やケーブルカーが走る街並みが魅力のサンフランシスコへも同じく1時間半ほど、映画「トップガン」の舞台でゴルフコースやカジノも充実しているサンディエゴへは車で約2時間。また、アメリカ西海岸を代表する景勝地・グランドキャニオンは、バスや小型飛行機で行くツアーも多数開催されており、日帰りや宿泊など選択肢も豊富です。